日本ではサブスクリプション(=リース)、普及しないと思う。買うより割高です!

いろんなメーカーが「サブスクリプション」を始めた。耳新しいネーミングながら基本はリースです。日本の場合、リースはコストパフォーマンスいくない! 例えばホンダが始めた中古車のサブスクリプション、N-BOXの中古車(ホンダの条件は2014年以降のホンダセンシング無し)で毎月2万9800円だという。駐車場代別です。1年だと35万7600円。4年間なら143万円だ。

当該車種を中古車で買うと、例えば2015年式の走行2万kmで諸費用込みで100万円。4年間乗ったとしたら、任意保険や車検代を含め140万円くらいになると思う。サブスクリプションと同じくらいの金額です。ただし! N-BOXなら4年後も必ず値が付く。下を見て40万円くらいになるだろう。はたまた、4年以後も乗る続けるなら車検代+保険料だけで済む(自動車税など安い)。

どう考えてもサブスクリプションに勝ち目無し! 強いて言えば2~3ヶ月の使用ならレンタカーより圧倒的に安く済む。例えば私が沖縄あたりで夏の間だけ住むとすれば、迷うこと無くホンダのサブスクリプションを選ぶことだろう。今回ホンダが始めるのは埼玉県だけに限る。埼玉県に短期滞在なら絶対のおすすめです。ただ2年以上乗り続ける場合、絶対自分で買った方が安い。

こらもうホンダだけに限らない。リースもサブスクリプションも、2年以内の短期または税金の経費で落とせる人を除き、おすすめできません。日本人は慧眼だ。トヨタが始めた『KINTO』、利用者が全く伸びないという。KINTOもRAV4のようなリセールバリューの良いクルマを3年以上乗ったら間違いなく安くない。アメリカのように毎月の支払いをもっと安くしないと普及しないと思う。

乗る期間で、買うか借りるか判断すればいい。

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