日本製CR-V

メイド・イン・ジャパンは依然として強い、と思った。御存知の通りホンダのタイ工場は洪水被害を受け、10月以降操業停止中だ。タイで販売しているホンダ車の多くがタイ工場製なので、ホンダのディーラーからすれば死活問題。売るクルマ無いですから。そこでタイ政府は特別措置として輸入ホンダ車を免税とした。
 
例えばCR-Vは5千台を免税で日本から輸入することに。タイでの価格はタイ製のCR-Vより5〜6万円高い。するとどうよ! 5千台が3日間で完売しちゃったのだった。曰く「日本製のクルマがそんなに安く買える機会なんか無い」。競合車のオーダーをキャンセルしてCR-Vを買った人すら多数出ている。
 
早くも追加で輸入することを検討している模様。やはりに「メイド・イン・ジャパン」は高く評価されているということです。タイ人のクチコミによれば、日本製のCR-Vの方がインテリアなども質感が高いのだという。比べてないので不明ですけど。そもそも新型CR-Vも出ている。それでも喜んでもらえるのだっ
た。
 
今や常識外れの円高を受け自動車産業は日本脱出作戦を遂行中。今の為替レートが続く限り、日本で生産して海外で販売することなど出来ない。その一方、日本の工場で作った日本製品のブランドイメージは高い。為替が90円台になれば「日本脱出をもう少し待ってみるか」ということになると思います。政府は無策
だ。
 
・ECOカーアジアは「ホンダ、3気筒が無い?

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One Response to “日本製CR-V”

  1. さね より:

    maidinJAPANのCRVがそんなにタイで人気とは!日本じゃCRV自体マイナーな車になってるのに。燃費だけよけりゃOKのような日本市場ではCRVは浮かばれないでしょうけど。タイのほうが楽しそうですね自動車文化。maidinJAPANもなかなかブランド力まだまだあるんですねよかった。異常なほど燃費とCVTとハイブリッドばっかに固執してるから選ぶ楽しみないし、日本市場は特殊なんでしょうねぇ。でも企業は日本から脱出してくでしょ。今の自動車の政策じゃ日本に固執する意味ないし、してたらやってられないしメリットないし。もったいない… maidinJAPAN。

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