日本車の良さ

ハワイで走っているクルマを見ると「時代が大きく変わりましたね!」と痛感する。25年前なら日本とアメリカで売っているモデルは基本的に同じ。トヨタも日産もホンダも、アメリカ専用車って存在しなかったと思う。エスティマのようにアメリカ専用車として開発したモデルすら日本で販売することになった。

しかし1990年代半ばから状況が変わっていく。アメリカで台数を稼ごうとすれば、ボディサイズを大きくしな
ければならないからだ。同じクルマを日本で売ろうとしたら、大きすぎて受け入れられなくなってしまう。カローラもシビックも日本から姿を消してしまった。
そしてシカゴで発表された次期型レガシィも同じ。

ハワイだった。理解はしているが、改めて「一度も実車を見たことのない日本車」に遭遇すると「う〜ん!」とウナる。トヨタの場合、日本と同じ車種はプリウスやヴィッツなど少数派。日産だってアメリカで販売している車種の大半がアメリカ生産の専用車種だったりして。この流れ、止まらないかもしれません。

となると日本車のアンデンティティをどうするかが課題になってくる。デザインを含めた開発を海外で行い、生産も海外になった時に、日本車の「特徴」や「良さ」をキープし続けられるのだろうか。最近クルマのコモディティ化が進んでいると言われる。海外でもコモディティ化してしまえば、ソニーの二の舞です。

もう一度国内市場で勝負に出て、コモディティ化している中での競争をしてみたらオモシロイかもしれません。戦うことにより競争力は増す。日本で勝ち残れば、海外で勝ち残るためのヒントが浮かぶということです。日本で競争力を持てないメーカーは、海外でも埋もれていくような気がします。


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