日産、少し変わりつつあるのかもしれませんね~!

日産、どうやら少し変わり始めたのかもしれません。先日連絡あって「電気自動車レースに出ているリーフe+ですが、東京オートサロンに展示させてください」。昨年のMIRAIと同じく試乗コーナーなどで走らせるのかと思い、気軽に「いいですよ~」。するとどうよ! 日産のオートサロンのリリースを見たら、普通の展示コーナー用でした!

日産のオートサロンのリリース

しかも「モータージャーナリストとして名高い‥‥」という紹介記事を見て二度びつくり! 日産、私を取り上げてもメリット無いと思うし、むしろアンチ勢のダメ出し攻撃を受けるだろうに。ガソリン&オイルの世界であるオートサロンで環境にやさしいクルマを出すというのは意義あることながら、今までの日産ならこういったチャレンジはしなかった。

2019 全日本 JAPAN EV-GPシリーズ仕様:NISSAN LEAF e+
モータージャーナリストとして名高い国沢 光宏氏がドライバーとして参戦した2019年全日本 JAPAN EV-GP(日本電気自動車レース協会主催)仕様の「NISSAN LEAF e+(ブルースイッチ号)」を特別展示します。このNissan LEAF e+は市販車ベースですが、国沢 光宏氏監修のもと専用サスペンションやリヤウィングなどを施し、EVレース仕様になっております。レースではEV-2クラス(モーター出力100kW以上~161kW未満の市販車両)で数度のGP優勝を果たしました。
 

ここにきて日産は来年新型車を5車種出すと公表している。社長就任記者会見の前に新聞がスクープした。どうやら一部のメディアに対し、何となく情報を流し始めたらしい。電気自動車のARIYAとキックスはすでにデザインやコンセプトが判明しているけれど、残りの3車種、相当イケるデザイン&内容に仕上がっているように思います。

御存知の通り私のコ・ドラは日産のデザイン部長で、しかも今のデザインのチーフであるアルフォンソさんの右腕。WRCドイツの時もそうだけれど、街中を走っているクルマを見てデザインのウンチクをアレコレ教えてくれる。肝心の日産車のデザインは当たり前ながら数年先まで全部知っているのに教えてくれない。お酒飲んでも!(笑)

そんな口の硬いブチョウ、2年前まで日産のデザインについて「曇り時々雨。自分の担当したクルマは晴」という雰囲気で語ってました。ちなみに「日産でカッコいいと思うのは何ですか?」と聞くので「Q30ですね!」と答えたら「それはワタシでの担当でした!」だって。インフィニティ全般も担当していたようです(詳細は語らない)。

そんなブチョウが今年のWRCドイツで自信ありげだったのだ。今までの流れを変えていきたいのだろう。そういった雰囲気、日産全体に漂い始めたのかもしれません。プロパイロット2にも感心させられたし、次のeパワーだって面白いというウワサ。2020年は日産復活の兆しが見えるかもしれない。ホンダあたりも元気になってくれたら嬉しいんですけどね。

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