日産の株が安値圏。日産を信じられるなら面白いと思う。ただリスクも大きい

日産の株が安値であります! 9月5日の終値は658円。リーマンショックを除けば、2000年にゴーンさんがリバイバルプランを始めた時以来の安値といってよかろう。ゴーンショックの前まで、1000~1100円で安定していたのだった。また、日産は株主配当の高さで人気。配当を8,67%と予想するWebサイトもあるほど。日産の将来を信じるなら狙い目かもしれません。

もちろん全く責任取れない。ルノーとのアライランスや経営陣の問題を含め、今後どうなるか全く予想出来ませんから。だからこそ安いんだと思う。冷静になって日産の状況を見ると決して悪くない。不良債権無し。社内留保(貯金に相当)も豊富。間近に迫る燃費規制もeパワーの技術で乗り越えることが可能。自動運転に代表される先端技術だって世界TOPクラスにあります。

ちなみに決算が酷かったのは、アメリカの不振とダットサンブランドの失敗である。アメリカについては台数が落ちたんじゃ無く、値引きに代表される販売促進策を打ちすぎたため収益無くなってしまった。しかも安く売ったため、リース上がりのクルマが戻ってきた時も損する。今後人気車を出していけば持ち直すと思うけれど、このギョウカイそれが最も難しい。

ダットサンについちゃ失敗の規模大きく撤退しかないと思う。でなければ三菱自動車とのアライアンスを活用し工場やブランドを継続するか、だ。ダットサンの工場で三菱自動車の人気車であるエクスパンダーなどを作ったりする手はある? こんな時、ギャンブル好きのお金持ちなら1万株(658万円)くらい突っ込む。1000円に戻ったら300万円+αの儲けです。

2018年度の株主配当は57円だった。1万株持っていれば57万円。日産の業績が戻ったら急いで手放さず、定期貯金変わりに持るのも手だ。

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