本物の朝令暮改

もはや漫才を見ているようである。昨日書いたTOPの有効期限、わずか数時間でしたね。いやはや朝令暮改を目の当たりに出来るとは! 今後どうなる? メンツを潰されたと怒りまくる前原国交省ながら、今度は小沢幹事長が黙っていないだろう。高速道路料金の遺恨で民主党が割れる可能性すら出てきた。

というか、ここまでドタバタしたのに、終わったら皆さん同じポジションのままだったらどうよ? 普通の組織ならあり得まい。興味深いのは現時点でこれといった反発ない国民の反応。諦めてしまっている感じ。これといった反論も出てません。例によってマスコミはクルマ嫌いだからして、大きく取り上げる気もなかろう。

こうなるとどういう流れで鳩山政権が終わるのか? 細川さんや安倍さんの如く投げ出すのか、それとも麻生さんのように引き下ろされるのかも。もちろん鳩山政権が終わったって官僚主導は変わらないでしょうけど。それにしても現政権の大臣達は皆さん酷すぎた。自民党時代と全く同じだもの。

そもそもガソリンの暫定税率を廃止しない、と決めた時点で民主党の現在は見えていたのかもしれません。事業仕分けでも抜本的な出費削減が出来なかった。それにしても高速道路料金はどうなる。首都高速料金はどうなる。「理」は小沢幹事長側にある。少なくとも近距離の利用料金を下げるべき。

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7 Responses to “本物の朝令暮改”

  1. 小林 英弘 より:

    私も公務員ですが…前原国交省が「メンツを潰された」と怒っているコト自体、理解できません。公務員とは上から下まで(という表現もこれまた正しくないのですが…一般論に則して霞ヶ関が「上」で地方公務員が「下」にしときましょうか)「全体の奉仕者」「市民の公僕」であって「メンツ」なんて概念そのものがないんだよ!(公務時間中は肖像権すらありませんしね)。毎日粛々と公務を遂行すること「だけが」公務員には求められているのであって、テメエのメンツ(と、もちろん裏では利権やら何やら色々あるんでしょうが)が通ればそれでいい、てな仕事させるために国庫から高い給料が支給されてるんじゃないんだよ! 公務員がオドレのメンツ云々なんて言う事自体、おこがましいにも程があるんだよ! これだから霞ヶ関の「勘違いエリート君」野郎共は嫌いなんだよ!(公務でかけてる電話に対する応対からして上から目線(笑))。 行政府は立法府の決め事に従って粛々と公務を遂行すればいいの! だから立法府が適材適所に適切に予算配分してくれれば無駄も減るし効率的な予算運営ができる筈…ですが今の立法府がコレではねぇ…。

  2. tm256 より:

    庶民としては、もう呆れて何も言えないですねぇ。
    当方は現在クルマ持ってないので、高速料金は正直どうにでもなれって感じですが、前にも書かせて頂いたような次世代エコカーは無料化とかそういう戦略性がまったくないまま、官僚の都合と有権者への迎合、それに公約無視が重なりあったような形で推移しているようにしか見えません。
    自民党は下野してからリーダーシップ不在で弱体化する一方ですが、民主党もドタバタで、これまでと同じく政治にはあまり期待できませんね。
    庶民はかかる火の粉を振り払いつつ、臨機応変にサバイバルするだけです。

  3. 松田 より:

    小沢さんは最初から反対する気も無かったんじゃなないですかね?
    土建屋がらみの利権のためには財源が必要
    選挙に不利な値上げのマイナスイメージは前原さんに押し付けて、めでたしめでたし。

  4. ケイイチ より:

    また失礼いたします。・・朝改暮変の理りでございます。型遅れのマシンで決勝まで果敢に戦うから応援できるのですが、途中で投げ出してほしくないですね。事実上の監督は二人で混迷・・スペックで劣るマシンにより勝つには緻密で大胆な戦略が必要。スポンサーも大借金で破産寸前、来期の参戦も危ぶまれる。しかし、内容はJAFのB級ライセンス取得を受講してる様な者がF1に出場するような政府の在り方。崖っぷちの?ポニョですから・・・人気もありません。それでもヤル気を出して完走してもらわないと費やした全てが無駄になってしまいます。経験薄いユーゲントばかりで、つまずくと意欲は半減・・上手く導いて、ひたむきに頑張るレース(政治) の楽しみと厳しさを教えてあげてください。参加者の動機が順風満帆に進めると予定していたなら、間違いでしたね。敵味方の無いスポーツマンシップで讃えあう生き方を学んでいただきましょう。彼等は政治かを辞めても日本人なのだから、恥ずかしい生き方はしてほしくないでしょう。模範の楽な姿だけ倣った若者のクルマ離れも一緒ですよ、お気楽な思考のバーチャルゲーム感覚なのに、現実は厳しいコーナーリングばかりが待っている。欧州では油断しがたいプライベーターが、ワークス並みの速さで競い合ってます。日本の政治は行き詰まってるのに?逃げ道が用意してあると錯覚しています。参戦叶うなら、誰もがランオフエリアでもバトルしたいくらいでしょう。与党は後戻りも出来ない責任重大な仕事。いま政府は歴史上で最も威厳なく、破綻した状態ですから・・ありきたりな政治家や拝み屋には修正できません!!。今年・・復活したロータスチームにも、昔はドン底あったなぁ・・でも立派に再帰しました。うまくいかないから投げるでは、嘆かわしい。せめて、全員参加で僅かな望みでも尽力しましょう!。まずは日本が好きでなくては、大好きな国を旅して・・釣りして・・歌も詠む・・好きだから・・苦難なんて感じない、命を削って惜しくない挑める人や夢があります。バーンナウトにはまだ早い、窮地に立つほど遊び心で突破しましょう!。

  5. 阪神ファン より:

    前原さんにしたら、小沢さんにはしごを外されたと言いたいのでしょうね。なんか、もうわけわからない状態になってますね。過去にも数回、書かせて頂きましたが、やはり民主党には日本をよくする、日本を守る、という気持ちが全くないと思います。
    車関係とは話がそれますが、日本の護衛艦が他国の潜水艦や戦闘ヘリに接近され挑発されても、挑発された国に対して何も言わない総理大臣。情けないと思います。

  6. ガン より:

    グダグタ感があるのは確かですが、まだ国会で議決されたわけでもなく、政権与党内で擦り寄せを行っている段階のモノにまで、メディアが寄ってたかって「与党内で不一致だ」と煽る姿勢にはかなりの疑問を感じますねー。
    それを鵜呑みにし、疑問のひとつも感じず同調する薄っぺらいアホ国民もかなりなモノですけどね(笑)
    そんなアホ国民が次に期待するのは、野党気分で好き勝手が言えている、みんなの党ですか?
    過去の醜態を自ら省みることもなく自民党を離脱してヒーロー気分なハゲの新党改革(笑)ですか?

  7. kobuta より:

    阪神ファンさんのおっしゃるとおりだと思います。そう、今の与党は左翼政権です。左翼政権の国がどうなるかは、歴史が証明しています。

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