業績V字回復

2014年度の決算は全てのメーカーが素晴らしい数字になるようだ。相当厳しい状況だったマツダや三菱自動車も文句の無い収益を上げるというから喜ばしい! この余力をナニに使うかで将来の伸びが違ってくると考えます。単に引き締めるだけのメーカーもあれば、新しい技術に投資するメーカーもあるだろう。

いや、投資をしても失敗すればムダ使いか。新しい技術の取捨選択だって難しい。将来性の無い技術の開発に使うお金は意味なし。ただトヨタのように余力あれば、極めて成功率の低い燃料電池(アメリカのメディアなどはギャンブルと評している)などやってみるのもオモシロイかもしれません。

日本政府のODAと同じく、巨額の費用を投じても使えない箱物を作ってオシマイだと悲しい。もちろん必要な部門にキッチリとコストを掛け、それ以外は地に足を付けた民間ボランティア団体の井戸掘りのようなお金の使い方をしたら、きっと数年後には素晴らしい成果が得られていることだろう。

自動車メーカーの景気の良さを察知し、電通や博報堂といった知恵モノ達がおこぼれを狙っている。ダマされるウブな宣伝担当も続々と出てくることだろう。ツマらんイベントも出てくる。けれど直近の5年で必要なコストまで削ってきた。上手にお金を使い、失われた5年のリカバリーはしなくちゃならんと思う。

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