欧州1,6リッターかっちょいい!

ヨーロッパで存在感を示しているのが直噴ターボ搭載のスポーティグレード。ここにきてパワー競争激化! 下のプジョー308Rなんか1,6リッターで280馬力! 最大トルク400Nmに達しているのだった。ブレーキはアルコンだし、超バケットシートだったりと、座っただけでその気になっちゃう。

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下のスペック表を見て頂ければ解る通り、5速シーケンシャルミッションを搭載している。このまんまレースやラリーに出場し、相応な成績を残せることだろう。ロールゲージ組んで安全装備付ければ全日本ラリーでもトップクラスを走れるかもしれません。なんたって280馬力ですから。

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さらに過激なのがアバルト695BIPOST。こちらは1,4リッターエンジンで190馬力。いわゆる『R3T』と呼ばれるカテゴリーだ。日本でも全日本ラリーに同じようなスペックのクルマが出ており、2リッター4WDターボの中盤くらいのタイムで走ってる。軽いためターマックラリーじゃ速い。

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とはいえ基本は街乗り用。インテリアを見るとロールケージ入ってないし、シートはフルバケでなく、内装材やエアコンも付いている。ミッションはドグ入ってますけど、Hパターンなので運転はしやすいと思う。こんなクルマを街乗りで使ったらどんなにワクワクすることだろう。欲しいす!

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スペックはこんな感じ。最高速230km/hなら十分でしょう。0~100km/hなんか5,9秒で、ポルシェと勝負出来ちゃう。ブレーキだって競技に使えるスペック持つ。あまりにステキでため息。ホイール18インチ。いかにもグリップしそうなタイヤ履いてるため、相当ヤンチャな走りを楽しめるかと。

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そこまで気合い入れたくないなら、普通のホットハッチなんかいかがか。それでも1,6リッター直噴ターボで207馬力の275Nmというパワフルなエンジンを搭載している。日産のところで紹介したパルサーのニスモは、ちょうどこのあたりの「毎日使えるスポーツモデル」級に入ります。

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このカテゴリー、台数は期待出来ないものの、ブランドイメージ構築に大きく貢献する。ポロのGTIなんかWRCで活躍してから売れ行きを急に伸ばした。マツダは過給エンジンやらない宣言してるため期待出来ないものの、トヨタやホンダは1,6リッター過給をぜひとも作って欲しいと思う。

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価格は3万ユーロ程度。アバルトが5万ユーロであります。

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