求刑23年の東名あおり運転、危険運転致死傷罪で18年。何で5年減刑?

東名のあおり事故、普通の人が陪審員になるという裁判員裁判ということで法曹関係者の皆さん「相当な拡大解釈です」となる危険運転致死傷罪で有罪になった。これぞ陪審員裁判の意義なのかもしれません。ただ逆に求刑の23年がなぜ18年になったのか全く理解出来ない。被告の前後の動向など考えれば情状酌量の余地など無し。もっと心配なのは、高裁や最高裁で裁定が変わること。

危険運転致死傷罪の議事録

何度も書いてきた通り危険運転致死傷罪は無理筋。この法案が出来る時の議事録を上にリンクしておくけれど、やはり「運転」しての結果を想定している。プロが裁けば適用されなくなる可能性あります。しかも懲役18年であっても、半数くらいが仮釈放になる。個人的にはクルマを運転している時に適用される道交法じゃなく、クルマを武器として使った刑法犯にすべきだと考えます。

最近は警察もそう考えているようで、あおり運転を暴行という刑法犯で逮捕している。それでいいと思う。さて。あおり運転の被告が上告審で危険運転致死傷罪じゃないとなれば、単なる暴行罪ですぐ釈放されます。どう考えてもおかしい。かくなる上は、高裁と最高裁の裁判を20年くらい引き延ばし、実質的に20年間収監されるようにしたらいい。国がその気になれば何でも出来る。

というのは古今東西言えること。与党の政治家や官僚が悪いことしてもウヤムヤになるけれど、国に敵対していれば簡単にアウツ。私ら外野がとやかく言って捕まらないのはガス抜きのようなもの。決定力無く、反対運動を煽動することだってなし。正確に書けば煽動したって何の結果も出せないのでやらない。冷静になって考えれば中国もロシアもアメリカも私の生活に関係無し。

一番利口な国民は危険を上手に避ける能力をキチンと身につけ、楽しい日々を送ることかもしれません。ということが解っていても、世の中で起きてることに感心を持たなければ危険を避けることも出来ない。私のWebは自動車関係の「危険を避ける方法」を伝えられたらいいと思ってます。知らないままトバッチリを喰って煮え湯を飲まされたらタマランですから。

 

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