登坂車線

昨日「高速道路の登坂車線は不要」と書いた件、若干誤解を与えたかもしれないので追記しておきます。「登坂車線」とは高速道路の最低速度を割るほど猛烈に遅かったトラックが存在した時代の遺跡みたいなもの。この車線、高速道路の最低速度が適用されない。つまり何kmで走ってもいいのだ。しかし今や速度リミッター付きの大型トラックで(電子燃料噴射式エンジン)合法的な積載重量なら、50km以下に落ちることなど無い。加えて現在のシステム、キツい登り坂の区間の車線を1つ増やし、遅いクルマが左側に設けられた登坂車線に進路変更。終了時点で走行車線に戻るという仕組み。これだと走行車線に戻る際、併走中のクルマがいた場合、速度落としてやり過ごさなくちゃならぬ。大型免許を持っている人なら説明するまでもないことながら、だったら走行車線に居座っていた方がいい。だからこそ追い越し車線っていつもガ〜ラガラ。私の意見は、車線のラインを引きなおすというもの。現在左側に増やす車線を、右側に増やせばOK。走行車線を走っているトラックは、進路変更しないで済むようになるワケ。東名道の大井松田〜御殿場区間の下り車線なら簡単に試せるだろう。この区間、2つの道に分かれているため、片側だけ通行規制してペイントを塗り直すことが渋滞を招かずできる。そのくらいの工夫してもいいんじゃないの?

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ