真鶴道路の越波事故、有料道路のため私でも巻き込まれたと思う!

昨晩高波で被害を出した真鶴道路は、神奈川県道路公社が管理している有料道路である。しかもこの道路、バイパス的な存在になっており、少し山側を平行して通っている無料の国道135号線も通行可能。事故直後くらいのタイミングで通行止め措置を取ったようだけれど、何でもっと早いタイミングで対応しなかったのだろうか? 完全なる人災でしょう。

今回は運良く道路の山側とガードレールの間を激しく流されただけで済んだけれど、死亡事故になってもおかしくなかった。クルマのダメージを見ると相当のイキオイで様々なモノにたたきつけられている。単に幸運だっただけ。この件で神奈川県は記者会見していない。繰り返す。クルマに乗っていると冠水してるという情報は入手出来ない。有料道路なら管理者の責任だ。

100歩譲って一般道ならクルマを運転している側の責任を問うてもいいだろう。けれど有料道路って通行料金に管理費も含まれている。通行可能になっていれば、私だって躊躇わず通行します。逆に一般道で台風が接近しているという状況を前にしたら、おそらく走らない。救急車やパトカーまで飲み込まれたのも、管理会社が的確な判断をしなかったためです。

これまた先日来書いてきている通り、気象庁の情報の出し方が狼少年だからだと思う。神奈川県道路公社は「気象庁はいつも警報ばっかり出すからまだ問題無い」と判断したワケ。昨日の台風のコースやアメダスの情報、波の状況を考えたら真鶴道路を走らせること自体、間違っている。ただ次は猫のような小さい波でも通行止めになるでしょうね。(ぷっ!)

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