簡易&移動式自動取り締まり機運用始まる

国家公安委員長が「コソコソした違反取り締まりは問題ある」と一石を投じた交通警察ながら、全く改善されていないばかりか一段と姑息になりそうな流れである。キャリア官僚からすれば1~2年で担当を外れる政治家なんか適当にあしらっておけばいい、ということなんだろう。

ということで移動&簡易型自動速度取り締まり機である。以前私は「通学路や歩道の無い道路など危険な時間帯に限って運用するなら肯定したい」と書いた。しかし! 埼玉県に配備運用された移動&小型自動取り締まり機を見て思いきり失望した。今まで通りの姑息な運用でございます。

稼働した瞬間を撮った動画

一応、通学路である。しかし稼働してるの、夜間。ほとんど走行車両の無い時間帯だ。こらもう今まで以上に危険性の無い場所に速度自動取り締まり機を仕掛けてます。こんな運用をやられたら、文字通りロシアンルーレット。単に運が悪いドライバーということになってしまうだろう。

只でさえ30km/h制限の道を増やそうとしている。歩行者の安全を確保するというのがタテマエ。50km/h制限から30km/hになってしまった区間すらあるほど。50km/h制限時代、60km/hで走っていたら、何とか許容される速度だと考えます。実際、このくらいで走っている車両は多い。

されど30km/h制限になったら30km/hオーバーの赤キップである。昼間の安全確保のため制限速度低くし、夜間に自動取り締まり機で捕まえるなんで姑息以外のナニモノでもありません。だったら夜間と昼間の制限速度を変えたって良い。まぁ私はビタ1km/hオーバーしませんけど。

ということで心臓の悪い人は(特に埼玉県を走る人)、自動取り締まり機の場所を教えてくれるんじゃないかとウワサされているレーダー探知機を導入したらいい。移動&簡易式自動取り締まり機は地図情報に出ていないため、電波だけキャッチする安価なタイプでも有効です。

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