罰金500マンエン

当局は飲酒運転の罰則を大幅に厳しくする方針を固めたらしい。

世界一厳しい違反基準を定めている上、罰金50万円! 厳罰化しろ、というのが国民の総意なら、ドンドンやればよかろう。ちなみに罰則には世界的な相場というものがあります。正常な運転が出来ない場合に適用される『酒酔い運転』の100万円(現在50万円)は理解を得られると思う。事故を引き起こす可能性が大きいですから。けれど呼気濃度0,15mgでの50万円は間違いなく国際的な常識と言えまい。

もう1つ。現在のアルコール検知のシステムだと、簡単にプラスマイナス0,05mgくらいは簡単に上下してしまう。50万円という巨額の罰金刑とするなら、より正確な「血液を採取しての濃度計測」にしたらいい。日本を訪れる外国人には(最近は北海道に別荘を買う西洋人も増えた)入国の際、しっかり告知することも必要。日本人が外国でクルマを運転した際、50kmの速度違反で50万円の罰金となるなら納得できるだろう。けれど今回の案は世界的には大きな罪にならない15kmの速度違反で罰金50万円というくらいの突出ぶりです。

これまでは日本もスピード違反と同じく「少しなら許される」だったが、今後は「1kmの違反も許さない」という方向になると認識したらいい。ま、いずれにしろ私はお酒飲んだら絶対運転しないので関係ないですけど。ここまでくれば「原理主義」とし、呼気濃度も世界の追随を許さない0,05mgに強化。罰金500万円とか初犯でも実刑5年くらいにしたらいいかもしれません。その方が意識も変えられるし徹底出来る。

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