自転車天国

夜に無灯火で逆走してきた自転車とバイクが接触。双方転倒しバイクの37歳の男性は一時意識不明になり、今も後遺症を残している。当初、自転車側を重過失傷害罪で起訴したものの、神戸簡裁は自転車の過失を認めず無罪判決となった。内容を見ると納得出来ない点ばかりだ。そもそも転倒の原因からして妙。

・神戸新聞の記事

簡裁は「自転車は止まっていた」(転倒した自転車の前輪で解ったそうな。ホントかね?)としている。そしてバイクと当たったのは「後席に座っていた次男の足」だという。考えて欲しい。停止している自転車に乗っている子供の足にあたっただけでバイクは転ぶだろうか? 次男はケガで済んでいるという。

常識的に考えれば、無灯火で逆送してくる自転車を発見したバイクが回避操作をして転倒した、ということだと思う。こういう事故で自転車の責任が全く無い、ということになると、自転車側がケガすればバイクやクルマに賠償責任を課せられるということになる。こらどう考えても厳しい。ロシアンルーレットです。

残念ながら無力なメディアがこの判決に対しグダグダ言っても意味無い。となればこういった事故に遭わないよう、最大限の努力をするしかないだろう。とりあえず考えるべきは、逆走無灯火自転車の発見性能向上策だ。一般的にヘッドライトのカッティングは、左側が上に切れ上がっている。ここを利用したい。

正面は対向車がまぶしくないように調整し、逆走自転車の場所をキッチリ照らすようにすればOK。つまり少し右向きにセッティングするワケ。暗い道なら逆走自転車の走って居る場所を照らすようなフォグライトなど追加してもいい。当然ながらヘッドライトバルブのパワーアップも必要だ。とにかく明るく!

我が国は人身事故など起こしたら社会的に極めて厳しい。逆走無灯火で自転車側に責任無しの無罪ということなら、ドライブレコーダーで証拠残したって意味無いということ。自分の身は自分で守るしかありません。この事故、後席に座っていた全く責任のないお子さんが軽傷だったことのみ良かったと思う。


3 Responses to “自転車天国”

  1. 白木 晴幸 より:

    警察にも団塊世代の定年退職者が多数いるはずだからそういう人たちに“自転車の安全運転運動”の啓蒙者になってもらうというのはどうでしょうか?
    天下りだけが芸じゃないと思うのですが…。

  2. 阪神ファン より:

    本題とは関係ありませんが・・・。
    先日、午前11時すぎ事故に会いました。
    私は赤信号で停車。(前から2台目)
    前方信号が青にかわり、前車に続いて交差点へ入り右折。
    ほぼ右折がおわりかけたところへ、信号無視した相手が
    追突してきました。
    相手は飲酒運転で信号無視。逮捕されました。
    幸いにもケガはなかったですが、一歩間違えれば
    ケガどころではなかったかと思うと腹立たしいどころ
    ではありません。
    警察によると、夜に比べれば少ないものの昼間でも
    飲酒事故はおこっているとのこと。
    みなさん、信号は青でも交差点では本当に気をつけましょう。
    注意するのは交差点だけではありませんが・・・。

  3. 小寺 より:

     自分も経験ありますが、裁判所というのは世間一般が思う以上にバイクに対して厳しいです。まず普通に、バイク側の証言・証拠は採用されません。笑ってしまうくらいに相手側の証言と証拠だけで裁判は進みます。
     まして今回の事件は相手がバイクより弱い自転車に加えて、男性vs女性と子供ですから、二重・三重・四重に厳しい。この構図になった時点でバイク側の負けは確定してます。
     裁判官だって人間ですから。裁判所は正義の執行機関ではなく「大多数+声の大きい人」の利益を守るために動きます。バイクは少数派で、女性と子供を敵に回すと非常に面倒な事になりますから、この結果は不条理ではあるけど仕方が無い。
    >停止している自転車に乗っている子供の足にあたっただけでバイクは転ぶだろうか?
     仮に当たったなら、転ぶと思います。子供も大怪我をしなかったようなので、ハンドルが子供のズボンの裾に引っ掛かっただけと仮定しますが、走行中のバイクのハンドルに突然の外力を加えたら、ほぼ全員がスリップダウンするでしょう。
     衝突を予想していてもハンドルに力が加わった段階で転倒は不可避でしょうね。
     もちろん、ズボンの裾にハンドルが引っ掛かるなどという事になれば子供は一瞬で引き倒されて軽症では済まないでしょうし、直撃していたならなおさら大怪我になるでしょうから、現実にはバイク側が回避行動を起こして自爆したものと思われます。
     それに驚いた母親が自転車を倒してしまって子供が軽い怪我を負ったという所でしょう。

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