試行錯誤

ナビはスマホのように液晶画面で操作する方が使いやすい、と思っていたし、そう書いてきた。しかし! スマホの権化のようなテスラに乗ってみたら、「う〜ん!」。クルマ用の操作システムとして考えると少しばかり難しいかもしれません。高速道路などに入った途端、ほとんど操作できなくなってしまうからだ。

スマホは基本的に階層表示となっているため、情報あるトコロまで辿りつかなければならない。加えて視認しながら操作することになる。例えばエアコンの操作をするにも「ボタン」じゃなく「場所」をキッチリ視認する必要があります。その間、運転そのものの意識(ドライバーの能力と言い換えてもよい)は少し落ちる。

一発で操作できれば良いものの、少し複雑な変更を行おうとし、そいつが上手く行かないと、さらに運転から遠くなっていく。その間、自動運転や自律自動ブレーキなどでカバーしてくれれば状況は変わってくるけれど、基本的に「移動中の操作システム」としちゃ適当でないかもしれません。助手席用ならいいと思う。

となるとBMWが提案し、ベンツやレクサス、そしてマツダが採用しているナビの操作系(左手でマウスのような入力
ツールを使う)も悪くない。昨日、改めてマウス系の入力装置を採用した新型アクセラを試してみたが、確かに使い勝手は良いです。かといって面白さじゃスマ
ホ系が好ましいし止まっているときは便利。

やがてレーンキープ機能付きのアダプティブクルコンをセットした時だけ入力可能になるタッチパネルとなって行くのだろうが、それまでスマホタイプの操作系は難しいかもしれません。ナビはトヨタが始めたスマホ対応型が面白そう。先日「まだまだアカンね」と書いた『G-BOOKナビ』も急速に情報力増え、使えるようになってきた。

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