警察は絶対悪くない

兵庫県でパトカーとワゴン車が交差点で衝突。ワゴン車に乗っている母子2名死亡するという痛ましい事故になった。報道によれば「丹波署はワゴン車が信号無視した」と発表しているそうな。普通この手の事故の場合、報道機関って片方の言い分だけ聞いて発表することなどありません。

それこそ死人に口なしになってしまいますから。いや、高知の白バイ事故の時なんか、バスに乗っている学生さんや後続車の教師など全員が「止まっているバスに白バイが突っ込んできた」と言ってるのに、バスの得運転手は懲役刑になってしまった。今回も「目撃者証言によればワゴン車が信号無視」だって。

ちなみに白バイ事故直後の新聞やTVの報道は「バスが停止せずに道路に飛び出してたため白バイが衝突した」となっている。警察発表を検証することなしに鵜呑みの報道をしたワケ。たくさんの証人居たものの、全く無視。警察発表だけ正しいと判断している。どうなっているんだろう?

都合よく目撃者がいたもんだ。今や大半のパトカーにドライブレコーダーが付いている。もしワゴン車が信号無視しているのであれば、その映像を見せてくれたらいい。その点、担当メディアは確認したのだろうか? ということを考えると、やはりドライブレコーダーは絶対に必要なアイテムになったと考えます。

バス事故もドライブレコーダーさえ付いていたら懲役刑にならないで済んだ可能性ある。もちろん今回の事故もワゴン車が信号無視だったかもしれない。されど事故は警察官だろうと一般人だろうと慎重になるべき。特に今回は1名乗車だった。メディアは警察の一方的な発表の片棒を担がないで欲しい。

事故車の映像を見ると、ワゴンに横っ腹に、ワゴン車が転倒するくらいの高い速度でパトカーは突っ込んだように見える。しかもワゴン車は衝突した交差点からそう遠くない場所で停止してます。ゆっくり走っていたなら、パトカーの方で避けられたじゃなかろうか。状況からすれば明らかにおかしいのだ。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ