貨物車用って?

最近東京都内で『貨物車用』と書かれたパーキングメーターが急増中である。「いつそんな区分できたんだ?」と疑問に思う人も多いんじゃなかろうか。全く周知もされておらず。実際、そんな法規などありません。驚くべきコトに警察が突如勝手に作ったものなのだ。

何も知らない乗用車の人は違反かとビビり、ここを避けて止めるようにしているらしい。けっこう空いてますから。しかし! 法規をチェックしてみたら、商用車を優先しなければならないというモノじゃ無し。警視庁のWebを見たら「貨物車専用ではない」と明記してあります(とはいえ乗用車は通常のスペースから使いましょう)。

では何のためにあるのか? 一般用パーキングメーターの白線内に収まらない車両サイズの商用車は、乗用車用のスペースに停めると違反となってしまう。そいつを何とかするため、貨物車用を設けたということ。

けれど本来なら抜本的な対応をしなくちゃならんと思う。 道路に面したコンビニや荷さばきが必要と解っている事業所の場合、これまで違法停車を黙認してきた。突如厳しくするのでなく、まず法規を守れるように歩道を削るなどして駐車スペースを確保。その地域から厳しく駐停車違反を取り締まればいい。何でも後手後手です。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ