部品メーカーの求人

このところ部品メーカーが盛んにTVで企業のイメージ宣伝をしていると感じないだろうか。普段は全く企業イメージを表に出さないのに、けっこうな予算使い立派なCFを流す。理由は簡単。求人対策です。自動車メーカーに代表される大企業の場合、人材を豊富に集められる。しかし優れた技術や実績を持っていても、知名度の低い企業だと人が集まらない。というか、日本の自動車産業は優秀な部品メーカーによって支えられているのに、これまで評価が低過ぎたと思う。デンソーやアイシンといったトヨタ系のメーカーは、早い時期から危機感を持っており、モータースポーツのスポンサーを積極的に行うなど努力してきた。興味深いことにこの2社、部品メーカーの中で群を抜いた人気度。日産系列の部品メーカーも以前は積極的だったものの、ゴーン体制になってから存在感が全く無くなった。それ以外のメーカーに部品を供給しているメーカーは、遠くない将来(すでに、という企業も少なくないようだ)深刻な人不足に悩まされること間違いなし。部品メーカーは、そろそろ真剣にリクルート戦略を練らなければならないと思います。

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