韓国が出てきて勝ったら脅威

韓国の人ってやっぱりクルマ好きじゃないのね、と改めて思った。先週のル・マン24時間レースについちゃ出せる車種がないため韓国勢無しでも納得出来る(日本のチームは昔から出てますけどね)。されど市販車なら基本的に何でも出場出来るニュル24時間レースにも出てこない。

いや、正確に書けばヴェロスターという妙なカッコした2BOXカーがSP-2Tクラスに(1回目予選110位程度)。ジェネシスV6がLAFと同じSP8クラスに(同50位程度)、それぞれ現代自動車ドイツから出場しているものの、それだけ。韓国からのエントリーなど皆無である。

おそらく韓国の自動車メーカーは「なんでレースに出なくちゃならんのだ?」という状況なんだと思う。日本の自動車メーカーをみると、黎明期から積極的にモータースポーツに参戦していた。まぁホンダが鈴鹿サーキットを作り、海外のレースに出て行ったのにひきづられたんですけど。

逆に業績良くなってきたのにモータースポーツから距離を置いたままのメーカーは韓国勢と同じ土俵で勝負すればよい。確かに日本国内の販売台数とモータースポーツはリンクしていないかもしれないだろうけど、漢方薬のようにブランドイメージを育成していくのだった。

ここまで読んでもダイハツやスズキの人は理解出来まい。ただ韓国のメーカーがル・マンやニュルに出てきてWRCも市販車ベースのグループNやR2、R5クラスなどでガンガン勝ち始めようものなら、もはやブランドイメージまで韓国勢に持って行かれちゃう、ということは想像出来るだろう。

怖いのがクルマ好きの多い中国だ。日欧米から技術を習得している広州汽車や上海汽車、第一汽車などが独自にチームを作り、ル・マンやWRC、WTCCあたりに出てきて結果を残されたら怖い。いや、結果を残さなくても上位に食い込んできただけで脅威になります。

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