首都高10時間通行止め! 国交省は責任を取るべきです

首都高の中央環状線で10時間も動けなくなるという事態が発生した。キッカケは1台のトレーラーである。出口の登り坂でスタックし、動けなくなったというもの。単純に考えると「たった1台でなぜ10時間?」。こらもう国交省に明らかなミスあり、誰も責任を取らないという役所の体制がハッキリ出た。そんな国交省は自動車メーカーよりエバってるから不思議。

そもそも雪が降ればスリップすることなど容易に予想可能。しかも首都高で対策しなければならないような「要注意箇所」は10カ所も無し。今回スタックした場所など、代表格である。だったら雪の降り始めから凍結防止剤を撒き、さらに砂など持たせた要員を配置しておけばよい。それすら「面倒でやりたくないんだよね~」というなら、上り坂の出口だけ閉鎖すればいい。

100歩譲って、スタックした後でも対応可能。人力で解決出来るレベルです。凍結防止剤と砂、交通整理のためのニンジンを持たせ、20人も集中投入してやればOK。今回何の対応もせず。こう書くと「すぐ現場に向かわせたが渋滞で辿り着けなかった」。これには驚くしかない。現場まで距離あるなら解る。されど今回の場所は都会のド真ん中。一般道から簡単にアクセス可能だ。

10時間も動けなくなれば、トイレだって必要。トイレまで行ってる間に動いたらと思えば、クルマから離れるのも難しい。今回トンネルの中だったため汚染された空気で気持ち悪くなる人だっていたことだろう。もし電気自動車が混ざっていたら、メインキーをオフにして待機するしかなく、暖房の類いは入れられない。何の準備もしていない都会で10時間はありえません。

加えて何のアナウンスも無かったという。せめて頻繁に状況を伝えるくらいのことは出来ただろう。参考までに書いておくと,現在の首都高の宮田年耕という社長は国交省からの天下り。国交省、未だ日産の完成車検査問題でグダグダ文句を付けているようだけれど、今回のような”事件”の方が圧倒的に腹立たしいです。今後2度とこんな不手際をしないで欲しい。天下り止めよ!

今回の教訓は「危機管理が全く出来ない」というもの。自分の身を自分で守ることを考えましょう! ということで今夜から日本列島全てが冷える! 普段全く問題無いような地域であっても水道の凍結に御注意を! 寝る前に蛇口ひねり、少しずつお風呂にためておくとよいと思います。24日の朝、練馬ですらマイナス3,6渡! 寒波来る25日の朝はマイナス5度を下回る?

 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ