高すぎる安全装備

アテンザの後方検知システムやクラウンの居眠り防止装置など、ここにきて新しい安全技術や装備などが続々と登場してきた。いずれも優れた効果を発揮するものの、問題は「費用対効果」。ABSやエアバッグあたりの装備になると事故防止効果は十分コストに見合う。ここにきて姿勢制御装置も急速に普及しそうな気配。しかしそれ以上の装備となると、どうにも反応が鈍い。あれほど有用なホンダの追突事故低減システムですら、イマイチ普及していないようなのだ。一生に一度あるか無いかの大きな事故の原因の中の、半分以上を防止する装置なら任意保険の金額くらい支払う。されど事故原因の数%を防止するため20万円以上のコストは出せない、ということなのだろう。「自動車の道具化」が進むと、さらにサイフの紐はキツくなっていく。新しい安全技術や装備は「いかに安い価格に設定出来るか」が普及の決め手になるだろう。

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