1,6リッター直噴ターボ

トヨタがF1を除くの大半のモータースポーツ用エンジンに使える1,6リッターの直噴ターボを発表した。欧州のディーラー
の集合体で開発したと公表されており、WRCやWTCC用として使うんだと思う。早ければ来年のWTCCに出て来るかもしれません。今やWRCと
WTCCって、市販車の販売促進策に有用。

9132t.jpg

エンジン単体の出展は無し

ちなみにホンダもWTCCに参戦しているが、序盤の快進撃はいずこへ。どうやらホンダ御自慢のエンジンで苦戦しているらしい。シボレーのカスタマーエンジンより最高速で10km/h以上低いのだという。このあたり、鈴鹿サーキットで行われるWTCC日本までに対応してくることだろう。

トヨタのWRC参戦も遠くないかもしれない。なにしろトヨタのモータースポーツ史に於いてWRCは唯一大成功を収めたカテゴリーで、チャンピオンまで獲得してま
す。巨額の資金を投じたF1は優勝できず。ル・マン24時間だって2位までしか取れていない。欧州の人にとっちゃトヨタ=WRCなのだった。

ル・
マンやニュルに出ていても全く話題とならない。WRC復活となればトヨタ車の存在感を大いにアピール出来るだろう、ということを日本サイドは認識出来ていないので欧州の販売拠点が1,6リッターの競技用エンジンの開発をリクエストしなくちゃならないのだった。欧州市場はやっぱりWRCです。

アメリカで発表したスバルWRX(コンセプトカー)の実車を初めて見た。写真だとあまり気にならないものの、実車だと猛烈に違和感ある。サイドシルが猛烈に厚いのだ。ドア下から路面までの距離、SUVかと思うくらいです。どうやら100mm近くボディを浮かしているんだと思う。

9131t.jpg

女性の足の位置でサイドシルの厚さが解る

エンジンに下にタービンを配しているのだけれど、その取り回しの開発が遅れていたんだと思う。市販モデルは大幅に車高下がるだろうから、コンセプトカーと全
く別のシルエットになると考えます。ただデザイン的にはカッコ良いので、この雰囲気を活かして欲しい。1,6リッターは遅れている?

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ