ETC車載器品薄続く

高速道路1000円走り放題の施行以後、ずっとETC車載器の供給不足が続いているようだ。昨日も埼玉県越谷にあるモール(トヨタのディーラーが5
店も入ってます)を覗いてみたら「入荷量が極めて少なく、すぐ売れてしまいます」。価格comを見ても、2万円以下の売りものは少ない。イドサワ.com
すら売り切れ中。

なぜか? 海外の工場ではフル生産を行っているのだけれど、やはり需要が供給を超えているら
い。しかも5月からの受注残や、新車装着率の高さもあり(今や新車を買う人の大半がETCを選んでいるそうな)、流通させられる車載器が足りないのだとか。特に配線を工夫することによってシガーライターから電源を取れる一体型が品薄。

ただこの品不足も間もなく解消
するんじゃなかろうか。増車など、これから車載器を購入しようという人は、もう少しの辛抱です。ちなみにメーカーオプションの車載器が最も安いのはトヨ
タ。何と10500円。使い勝手も良好だ。新型プリウスを買うならぜひオーダーしておきましょう。

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2 Responses to “ETC車載器品薄続く”

  1. DeForest より:

    メーカーは衆議院選挙の結果が出るまで増産に踏み切れない、というところまで掘り下げていただきたかったです。
    民主党は高速道路無料化が公約で民主党政権になるとETC自体無用の長物になるため今は増産のための設備投資ができない、とメーカーの広報も言っています。
    選挙後自民党政権が続いたとしても、来年度予算でETC補助金や高速道路1000円のための予算が盛り込まれなければ終了です。この場合は需要が激減すると思われるので、増産の必要もありませんが。

  2. 債務カットで実現 より:

    >来年度予算でETC補助金や高速道路1000円のための予算が盛り込まれなければ終了です。
    3月から始まった「1000円値下げ」は、高速道路機構の債務を2カ年分、5000億円分をカットする(3月末に実施ずみ)ことで実現されたものです。ですから、来年度予算とは全く関係がありません。平成23年3月までは実施されます。
    また、民主党の「無料化」も数年をかけて実施することを表明しており、すぐに全ての高速が無料になるのではありません。

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