EVに強い追い風

EVにとって強い追い風だと考えるべきなのかもしれない。どうやら国交省の官僚達は「天下り先を増殖させることが可能な素晴らしいチャンス!」考え
ているらしい。すでに2010年度予算の枠組みの中に、EV関連の調査費用等を組み込もうとしているようなのだ。なるほどEV関連の外郭団体、いっくらでも作れる。

というか、充電のインフラ関連だけで下を見て5つは外郭団体を作れそう。全国に出来つつある充電スタンドは無人。役人からすれば当然管理を義務づけたくなるハズ。安全の監視業務に始まり、設置場所の管理、そして利用者の管理、政府補助の専用窓口、太陽
光発電事業等々。天下り先を作れるなら、諸手を上げてEVの支援するだろう。

自民党政権から民主党政権に切り替わっても、ECO関連事業だけに抵抗無く受け入れられるという読みをしているに違いない。税金を大量に注ぎ込んだ政府支援無しに離陸できないEV関連は、
官僚にとって打ち出の小槌みたいなものであります。もしかすると大幅な予算削減必至の状況の中、EVが数少ない希望の星になるか?

といった新しい天下り先を増殖させようとすれば今や意味のない「自動車事故対策機構」みたいな独立行政機構を廃止や大幅な規模縮小をしない限り、全体の予算削減など不可能。そんなこと出来るのか? 週末の選挙に行き、数少ない国民の権利を行使するといい。

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One Response to “EVに強い追い風”

  1. Fufuhu より:

    http://slashdot.jp/science/09/08/24/2344252.shtml
    に自動車業界にとっては大きな問題となるGPSの精度低下の問題が述べられています。自分としては安いポータブルカーナビを買おうかなと考えてたのですが、この問題のためにちょっと躊躇してます。

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