EVもドイツ勢が

全日本ラリーには『AE』という電気自動車やハイブリッドカーのカテゴリーがある。『JN1』というガソリン車の1,3リッターまでのクラスに含まれます。実際、絶対的な速さからすれば、リーフって1,3リッターガソリン車と同等だと思う。パワーウエイトレシオの悪さを、アクセルレスポンスでカバーするというイメージ。

昨年クラス優勝出来たのは、条件がギリギリセーフだったからだ。例えば充電間隔も、あとSSが1km長かったら最後まで全開は難しかった。電池温度の上昇だって限界で、最後はパワー落とすセーブモードに入ってしまったほど。今年も走らせるが(私じゃないす)、いろんな意味で厳しい修行になると思う。

そんな中、BMWのi3が出てきた。アルミシャシ+カーボンボディで車重1200kgに170馬力エンジンを搭載し、発電機も搭載する。このクルマでJN1クラスに出れば、もはや圧倒的でございましょう! ちなみにAEはハイブリッド車も含まれるけれど、アクアやフィットHVだってi3にゃ勝てまい。

と思っていたら、ジュネーヴで『ゴルフGTE』なるモデルが出てきた! 150馬力のガソリンエンジンと102馬力のモーターを搭載し、システム最大で204馬力を発生する。何と最高速222km/h。0〜7,6秒とのこと。i3の0〜100km/hは7,2秒ながら、最高速150km/hなのだった。

おそらく車重(公表していない)はリーフと同等の1500kgくらいあるんだと思う。でもゴルフGTEならパワーで十分カバー出来る。また電池は温度上がる
と冷却するという。電池温度上昇の心配もしないでよい。i3とゴルフGTE、ラリーで勝負させたらドチラが速いか? 残念ながら日本車に対抗馬無し!

オートックワンの現地レポート

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