FT-86の市販車

すでにFT-86の情報がネットで普通に出回っている。11月10日売り号の雑誌を見ると、ほぼカンペキな情報が出ていると思う。ディーラーのセールスマンに配る販売マニュアルも大量に流失しているからだ。ここでたくさん情報を出すと雑誌待つ楽しみが薄くなってしまうし、かといって全く取り上げないのも不自然。

そもそもトヨタ自らニュルのレースに唐草模様車を出
しているくらいだから、あまり隠す気などないように思う。というか、既存のモデルの後継車じゃないので隠す意味も無し。楽しんで情報を出している、というイメージか。ということでモデリスタじゃない普通のFT-86でございます。なかなかカッコ良いと考えるがいかがか?

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ホイールは16インチと17インチ。OPで18インチ

興味深いのがレギュラー仕様で200馬力だという点。少し手を加えてハイオク仕様にすれば簡単に230馬力くらいまでいきそう。車重はエアコン無しで200万円を切るベース車両が1190kg。エアコン付きで1210kgから。前後の重量配分は53/47とのこと。燃費はJC08で12,4km/Lと意外に伸びなかった。

注・ハイオク仕様でした

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フロントがトヨタ風でリアはスバル?

ATは6速(おそらくアイシン)。未だ5速しか持っていないスバルだからして、この機会に6速ATを導入したらいい。ただ次期型インプレッサで新しい世代のCVTを出すという。スバル車は今後もCVTを使い続けるのだろうか? 私はマツダやプジョーが使い始めたほぼ全域ロックアップのATや、アイシンの8速ATに魅力を感じます。

気になる走りだけれど、海外でも試乗レポートが出始めている。まとめれば「良いけれど未だ未完成」というイメージ。いろんな意味を含め発売されるまでは甘口の評価しか出てこないだろう。この点についちゃ「正規の試乗車」と「中立な試乗者」両方が揃う試乗会が行われからのレポートを待つことをすすめておく。

・ECOカーアジアは「警察はデタラメ。自動車問題の続き

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9 Responses to “FT-86の市販車”

  1. 小川敏正 より:

    あーでもないこーでもないとこねくり回した結論が当初の企画と似ても似つかぬものになる。の典型見ている感じ!燃費無茶悪のメタボブタ車。興味雲散霧消!

  2. さね より:

    ようやく待たせまくってでたからか?トヨタにしてはカッコイイですね。スープラもセリカもカッコイイと思ってたので、トヨタって以外とスポーティーカー得意なんですかね? スペックはともかく車重が少し重いかな… 走りはまあ普通なら個人的にはOK。 気がかりはスバルのミッションです。BRZ以外は、時期インプレッサもCVT、全部CVTにするとか。せっかくアイシンの多段ATを手に入れるのだから、縦置きFF用に改造できないんですかね?専門的なことわからないので無理なのか!? CVTやめて、できるなら多段ATの方向に向かってほしいです。 スバルのような小さなメーカーこそ、個性が大事だし、何よりスバル車の原点。最大の特徴は合理的かつ高効率な車作りなはずと個人的に思ってます。昔はCVTのほうが合理的だったのかもしれませんが、今の技術ではDCTや多段ATが合理的な情勢だし宜しくスバルさん。 FT86ともども楽しみです。 だけどそれ以外のスバル車…。もしかしてチェーン式CVTがレガシィの時より、何かブレイクスルーがあって画期的な効率でCVTを選んだとか? 無いなそれはさすがにコストかな? スバル大丈夫か? 早く路線変更しないと、他社とは違い駆動系は共用できないんだし心配なんです。好きなメーカーだけに。ちなみに初て買った車は赤黒のAE86GTアペックスのMT、レビンで、先輩の先輩のそのまた先輩から格安で譲ってもらったけどさすがにサビてるはボロいはミッション壊れてるは遅いは、マンガとはかなりちがいました。ただ軽いのが良かったです。

  3. アミーゴ5号 より:

    何年も恋い焦がれていた分、あっけなく見えちゃうと逆に興醒めみたいな・・・
    本当にそんな感じです。
    ここまでさんざん焦らしたんだから、東モの公式発表まで見せなきゃいいのになぁ。
    可愛さ余って憎さ百倍ではありませんが、ディーラーの営業マン用資料を見に行く気にもならんです。

  4. 立ち読みX より:

    本日本屋さんで入手した情報によりますと、 
    ATはマークXから、MTはアルテッアからの流用。BRZにターボ無い理由はMTが耐えられないから。
    エクステリアはフロントグリルの形状とヘッドライト、ウィンカー、ポジションランプの位置に違いがある程度。
    86に名称が付きそうなウワサあり。レビン、トレノよりもセリカに近い車格のため。
    価格帯200〜250万円からターゲットは86に憧れを持つ40〜50代である。などなど。
    乗り出し300万円カーということで、CRーZに魅力が出てきたと思います。

  5. 国民車アクア より:

    本来ならナンバープレートの部分に車名が入っているんでしょうが、わざと消して意図的に情報をリークさせているんでしょうね!
    しかし、他のサイトで見たパンフレットに車名の一部と思われるものが見えていました。
    わたしの個人的な推測では、FT-86という名前ではなく、○○○スポーツと言う名前なんだと思います。
    ○○○の部分は3文字か4文字かカタカナかアルファベットかは判りませんが、最後に“スポーツ”と付くのではと思います。違っていたらすみません。
    この車名も12/10号のベストカーに載るのでしょうか?

  6. 小林 英弘 より:

    今まで雑誌やら何やらで散々見せられ続けたからか、なんかまだ発売前だというのにすでに見飽きた感が無きにしもあらず(笑)。でも全体的になかなかイイ感じですね。特にリアは10年見続けても飽きないカッコ良さ!しかしフロントは5秒で飽きる!?立体的と思いきや意外とのっぺりしてそう…まぁクルマは実物を見ないと判りませんけどね。
    …そんな事よりこの手のクルマの命運はクルマ雑誌に代表される「メディア」が握ってる!のが心配と言えば心配ですね。かつてこのクルマとほとんど同じスペックのスポーティーカーがメディアの酷評で絶販に追い込まれたのを皆さん覚えていらっしゃるでしょうか? …そうです!我が愛しの悲運の名車!CR-Xデルソルです! ボディサイズはほぼ同じ。車重も1,250kgとほぼ同じ。燃費も同じ位。馬力は少々劣るがそこはホンダの名機B16A!=EGシビックSiRⅡと同じエンジンを全長3,995mm、全高1,210mmのボディにブチ込んだデルソルSiRの走りが「鈍重」な訳がない! …しかしかつての「CR-X」ブランドに固執し続けたメディアが「重く鈍重になった軟派なデートカー」と酷評し続けたせいであえなく絶版…。
    既に国沢さんのお話にも現時点での評価をまとめると「良いけれど未だ未完成というイメージ」なんて出てますし…この「良いけど未完成」って、アルテッツアの時に散々使われたフレーズでしょう? メディアって残酷な事を平気で言うクセに無責任。大丈夫なんでしょうか? まぁ後輪駆動だし水平対抗エンジンだし、デルソルの時とは事情が違いますが…(でもアルテッツアも後輪駆動でしたねぇ…)。
    しかし燃費はもう少し何とかならなかったのでしょうか? 我がトルネオSiR君と同じ位の極悪燃費(笑)。ちょっと厳しいかな…ですねぇ…。

  7. 真鍋清 より:

    スバルは何と言っても全段ロックアップの6速/7速ATに限る!マツダと並んで「オートマはCVT」のファシズム的風潮に反旗を翻してもらいたい!
    そうした意味でアイシン精機にもCVTに限らず各種オートマ(クラッチレスマニュアル/ロボタイズドミッション含む)の適材適所の開発を切に望みたいのだ。
    さて今度のトヨタFT-86/スバルBRZはどこか煮詰め不足だそうですが市販の段階では完成された製品に仕上げてもらいたいです。さもないと前評判だけが先走りして商品としては散々だったあのアルテッツァの繰り返しに他ならないと思います。
    見た目の第一印象は試作段階のくどいフェンダーの張り出しも影を潜め、新鮮味こそ薄い一方で清潔に、端正にまとめられたスポーツクーペとしてのキャラクターは伝わってくると思います―このスタイルの中にプジョーRCZやアウディTTを明確に上回り、VWシロッコに迫る「フル4シーターと2+2の中間レベル」の室内スペースが秘められているからには一定の実用性・社会性が表現されているのではないでしょうか。

  8. オロネロ より:

    個人的な意見で恐縮ですが、
    私なりの印象は
    (マイナスイメージ)
    ・ヘッドランプ形状
    ・フロント下の出っ張り
    ・アイドリングストップが付いてない?
    ・リアランプがクリア(クリアランプは嫌いなんです)
    ・格好良いとは思うけど、印象が薄い
    オープンも造って欲しいです。ソフトトップで。
    エンジンモードスイッチを付ければ、燃費とパワーを両立出来るかも知れません。
    車重はこんなものではないでしょうか?
    無理に軽くして剛性が不足するのでは、本末転倒ですから。
    それに日本以外のメーカーが作ったら、絶対にもっと重くなるでしょうね。
    もっと軽くというのであれば、2リッターは(しかもこの車体の大きさでは)向いていないと思います。

  9. としき より:

    燃費に関してはスポーツモデルですし、下手に数値を追いかけるより運転する際のフィーリングを重視した結果なのかもしれませんね。

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