PM2,5と放射性物質

PM2,5が話題になっている。未だに福島第一から大量に放射性物質をまき散らしている方がずっと大きな問題だけれど、ニンゲン、喉元過ぎれば熱さを忘れちゃう。濃度の高い日はなるべく外に出なければ、タバコの煙を吸うよりずっとマシ。それより心配なのが、もっと細かいナノ粒子であります。

ナノ粒子は研究が始まって10年くらいしか経っておらず、未だに測定も難しい。クリーンディーゼルや直噴ガソリンのように高圧で燃料を噴射すると排出量が多くなると言われており、フィルターではキャッチ出来ず、触媒で浄化&還元するには大き過ぎるというビミョウなサイズの粒子なのだった。

困ったことに肺胞から直接血液中に混ざり込むということで、アレルギーなどのベースになっていると言われてます。ホコリ
のように大きな粒子の大気汚染物質はじん肺などの原因になり、PM2,5のように小さい粒子だとゼンソクなど。そしてナノ粒子は花粉症のようなアレルギーを起こすのかもしれません。

今のところナノ粒子は急性の症状を起こしていない、と思われる。今後、顕著に増える疾病が増えてきたなら(肺胞は通過するため、大気汚染=肺がんという簡単な図式にはならない)、ナノ粒子も疑うべきだと思う。最初に被害者が増えるとすれば、クリーンディーゼルの多い地域です。

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