VWは燃料電池無し

VWのクリーンカー戦略を聞きに行った。やっぱり、というか「そうでしょうね!」と納得。今後10年くらいPHEVでございます。御存知の通りCOTYを獲ったゴルフ7は『MQB』という新しいコンセプトで開発された。ちなみに日産の『CFM』(日産式のMQBと言ってよかろう)もVWと同じコンセプト。

何と! その中にPHEVのユニットも含まれていたのだ。エンジンは2気筒ディーゼルと、3気筒/4気筒のガソリン&ディーゼル。組み合わされるモーターは27馬力/82馬力/109馬力の3タイプ。ツインクラッチが2タイプといった具合。このユニットを車重やクルマのコンセプトによって組み合わせていく。

例えばゴルフ7用は150馬力の1,4リッターガソリン+109馬力のモーター+7速ツインクラッチ+8,8kWhのリチウム電池といった具合。電気自動車モードで50kmの実用航続距離を持つと言うから、アウトランダーPHEVと同じくらいの使い勝手をイメージして頂ければいいと思う。

ここまで読んで「そんな凝ったシステムだと高額になってしまうのでは?」と考えるかもしれない。確かに普通のゴルフ7に、リーフと同じくらいのパワー出すモーターと、プリウスPHEVより1,5倍も大きな容量の電池を積む。普通なら高い。されど高いモノを案外リーズナブルに出すというのがVWの凄さ。

というか、そのためのMQBなのだ。おそらく燃料コストが安くなる分くらいの価格差に抑えようとしてくるだろう。気になるの、次期型プリウスです。常識的に考えるなら、現行プリウスPHEVの電池容量をVWのMQBくらいに増やしたモデルが適当。ゴルフ7のPHEVと非常に似たスペックである。

価格をプリウスの30万円高くらいに抑えてくれば、十分ニーズあるし売れると思う。現行プリウスPHEV、電気自動車の走行距離短く、価格だって激しく高い。客観的に評価すれば「売る気ないですね」。次期型プリウスPHEVがこういったクルマにならなければ厳しいです。いや、絶対そうなるかと。

VWによれば「しばらくPHEVとディーゼル、小排気量過給ガソリンの時代になる。そうこうしているウチ、次世代電池が出てくるため主流は電気自動車になっていく。燃料電池は次世代電池の普及で意味が無くなります」。まったくその通りだ。トヨタ、ホンダ、日産はクリア出来る技術を持つ。


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