WRカー廃止へ

御存知の通り現在WRCは『WRカー』で戦われている。出場可能な車両が限られているため、4メーカーしか出ていない。FIAとしても「このままじゃ人気ジリ貧や!」と思ったのだろう。2011年から新しいレギュレーションをスタートさせることを正式に決定した。新しいレギュレーションによれば、WRCのトップカテゴリーはグループNとS2000のどちらでもOK。ちなみにS2000とは8500回転リミッター付きNAの2リッター(4WDも可)という規定になっており、15万ユーロ以下で販売しなければならない。早くもカローラ、シビック、フィアット・プント、プジョー207、シュコダ・ファビアなどの参戦が予想されている。ただ現状では市販車に近いグループNの方が圧倒的に有利(特に荒れたグラベルやウエット)。コスト的にも安く済む。逆に考えるとインプレッサとランエボってヘタなレーシングカーより速いということです。残念ながら迫力満点のWRカーは2010年で終了することになってしまった。日本でWRカーの走りが見られるの、あと2回のみ。この決定により、三菱自動車はWRカーの開発を完全に止めると思われる。

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