電気自動車は総合コストで安い!

ノルウェイの電気自動車政策は「本気と書いてマジと読む!」を実現しちゃってる感じ。とにかく徹底的に優遇しているのだった。まず車両本体を買う時の消費税免税。さらに朝夕のラッシュ時はアメリカと同じく優先レーンを走れ、市内の駐車場無料。フェリーも無料だという。

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街中に多数設置されている200Vの普通充電は無料。一方、普通のエンジン車を買うと、ガソリンは280円。もう少し詳しく紹介しよう。ノルウェイでリーフを買うと21万2500クローネ=372万円。1,5リッターエンジン搭載のジュークFFといえば、374万円でございます。

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有料道路も無料

もはや購入する時点でリーフと変わらず。さらに13km/Lのジュークで1万km走ったらガソリン代22万円。リーフだとノルウエィの電気代(日本の夜間電力とイーブン)で2万円。20万円も浮く。1年間1万5千km走る人だと、毎年30万円安い+渋滞スイスイである。

当然ながら売れる! ノルウェイ日産の場合、2200台売れる日産車のウチ、1450台がリーフだという。街中でもリーフを普通に見かけるほど。というか充電インフラの多いオスロに住んでいたら迷うことなくリーフを買うだろう(他の電気自動車は使い勝手でリーフに届かぬ)。

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リーフ屋さんの如し

参考までにノルウェイの電力は98%が水力発電。さらに余った電力を隣国スウェーデンやフィンランドに売っている。電気自動車=二酸化炭素を出さない再生可能エネルギーなのだ。ノルウェイからすれば電気自動車って安いし環境に良いという一石二鳥の移動手段なワケ。

興味深いことにノルウェイは北海油田の産地であり、世界20位の原油輸出国(輸出量はカタールやイラク、クエートの半分。少なくない)。なのに自国のエネルギーは再生可能とし、しかも乗用車からバスに至るまで交通インフラを2020年までに二酸化炭素フリーにするという。

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市内各所にある200V普通充電は無料

考えてみたら日本もリーフとプリウスの価格ほぼ同じ。電気料金とガソリン代の差額はノルウェイほどじゃないけれど、決して少なくない。ここにきて日本もリーフの販売状況が上向きになってきているけれど、充電インフラなど考えればノルウェイより充実している。

電気自動車嫌いの人には理解してもらえないかもしれないが、今や電気自動車の総合コスト(車両価格+エネルギー価格)は急速に下がり始めている。それの最先端に立っているのがノルウェイ。もう5年したら世界規模で補助金無しでもガソリン車より安くなると思う。


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