MAKIDAIさんの事故状況は?

北海道で人気グループのメンバーが重症を負った事故の状況など。時間は深夜。吹雪のため千歳空港までの飛行機が欠航になったため、ハイエース・ワゴンで移動を決めたという。移動中、一旦コンビニに立ち寄る。事故はコンビニから国道に出る時に発生した。情報によれば、コンビニを出て右折した際、右から来たトラックが側面に当たったとのこと。

事故車の写真を見ると後輪の少し前あたりに横から当たっている。損傷度合いからすれば、幸運にもトラックの車速は50km/h以下だったと思う。肺挫傷と肋骨の骨折となったMAKIDAI氏は4列目シートに座っていたというので、最も厳しい衝撃を受けたことだろう。トラックの速度がもう少し高ければ、命に関わるダメージを受けていたかもしれません。

なぜトラックが走っている前に出たのだろう? 原因は三つ考えられる。まず「吹雪などで視界が全く効かなかった」こと。猛吹雪になると20m先も見えなくなるため、トラックの接近が認識出来なくなってしまう。とはいえ今回の状況を考えれば、トラックも最大で50km/h出ている。視界不良ならそんな速度を出せない。加えて深夜なのでヘッドライトで明るくなる?

二つ目は国道の手前が猛烈に滑るミラーバーンになっていたこと。ブレーキ掛けたら予想以上に滑ってしまい、交差点に飛び出すという状況は珍しくない。ただトラックと衝突しているのはボディ後半。そんなイキオイで交差点に差し掛かる、ということなど雪道の経験豊富なドライバーなら考えにくい。交差点が滑りやすいことなど知ってますから。

ちなみにTVニュースなどは「路面状況は吹雪で圧雪アイスバーンでした」と伝えているけれど、圧雪とアイスバーンではずいぶん違う。吹雪なら滑りにくい圧雪だったと思う。その場合、二つ目のケースは考えにくい。アイスバーンだったなら、吹雪で無く見通しが利いたハズ。ということで三つ目に挙げておくのはハイエースを運転しているドライバーの完全な判断ミス。

もしかしたら窓ガラスの曇りなどで視界が悪かったのかもしれません。気温低いとエアコンの除湿出来ないです。もう少し言えば、加速中なら一つ目のパターン。減速中であれば二つ目のパターンということになるでしょう。また、写真のような衝突形態の事故だとトラックのドライバーからすれば「突如目の前にクルマが出てきた」ということになる。回避しようがありません。

 

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