ソーラー飛行機、心配しすぎでした

6月29日の早朝3時に名古屋空港からハワイのホノルル空港へ向け飛び立った太陽電池飛行機『ソーラー・インパルス2』が、30日の夜から不思議な飛び方をしている。最近は『フライトレーダー24』というWebサイトで飛んでいる飛行機の状況がリアルタイムで追いかけられる。

航空業界からも注目されているのだろう。ソーラー・インパルス2はオリジナルのアイコンまで作ってもらい、飛んでいる場所と方向、対地速度、飛行高度まで表示されるのだけれど、昨夜からUターンを2回行った。1回目は偏西風に乗り、名古屋を離陸後40時間ほどで2700kmを飛び、ホノルルまで3800kmという距離でUターン。

日本に戻り始めたのだ。8000m程度の巡航高度では偏西風が100km/h以上で吹いているため、遅い太陽電池飛行機だとUターンしても戻れない。そこで風が弱くなる高度2300mほどに落とす。それでも対地速度は20~25km/hで自転車並。加えて高度2300mだと雲も多く連続飛行できない可能性大。すると30日の深夜に再び方向変換。

またハワイ方向にUターン。しかし400kmほどハワイ方向に向かった後、今度はミッドウェー島の方向に飛び始めた。ミッドウェー島なら米軍の長い滑走路もある。最新の状況(日本時間7月1日12時)はミッドウェー島まで1600km。高度6850mを対地速度100km/hで飛んでいる。ちなみにミッドウェー島はトラブル出た際の緊急着陸用。

7月2日8時追記 高度を落とし一度はミッドウェー島の方向に向かったものの、また方向変換し、本来の目的地であるハワイに向かい追い風に乗り対地速度120km/hで飛行中(着陸する飛行場はホノルルから同じオアフ島のカラエロア空港になった)。残り1200km。

7月2日10時追記 よ~く調べてみたら、Uターンを繰り返したり高度を変えたりするのは、太陽光を追いかけたり雲を避けたりするためとのことでした。あまりに妙な飛び方をするため心配しちゃいました。皆さんに間違った情報を流してしまい、申し訳ないです。無事到着のニュースを楽しみにしたいです。


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