ベンツ、20年振りに直6を搭載!

このところ存在感が薄くなっていたドイツの雄であるメルセデス・ベンツながら、久々に手応えのある骨太の技術を複数発表してきた。なかでも「おおっ!」と引き込まれるのは、久し振りの直列6気筒エンジンに「ISG」(Integrated Starter-Generator:スターター兼ジェネレーター)という48Vの電装システムを組み合わせて来たこと。以下、解説したい。まず、新開発された直列6気筒エンジン「M256」型について解説しよう。

前後方向に長い直列6気筒エンジンは、衝突安全性を確保しにくいということで(クラッシャブルゾーンを確保しにくくなる)ここ最近は急速に姿を消している。しかし電動化の進行により、エンジン前方のベルト駆動システムなど不要になり、全長を短くすることが可能になった。新しい直列6気筒エンジンの前後長はV型6気筒と大差ないというから驚く。<続きを読む>

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