最近電動パーキングが増えてきたのはなぜ?

最近、電動式のパーキングブレーキが増えてきました。しかも、後輪にドラムブレーキを使っている軽自動車やコンパクトカーにまで、拡大採用され始めています。発進時のリリースがワンテンポ遅れるなど、使い勝手という点であまり優れていないうえ、コストも安いと思えないのに、なぜ自動車メーカーは採用するのでしょうか。

電動パーキングブレーキの決定的なメリットはふたつあります。ひとつめは全車速アダプティブクルーズコントロールです。先行車が停止したとして、減速のためのブレーキ制御は従来通りの油圧制御でおこなうことができ、衝突被害軽減ブレーキ(通称:自動ブレーキ)のシステムをそのまま使えます。けれど、長い間停止したままにしようとすれば、油圧を作るシステムなどが過熱してしまうのです。15分から20分ほど経つと、ブレーキ圧まで低くなり、クルマは動き出します。<続きを読む>

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