自動運転は今の道交法厳守だと無理!

自動車工業会の会長に就任したトヨタ自動車の豊田章男社長は、就任後の記者懇談会で「自動運転をしようとすれば今の法規だと様々な問題が出てきます」。概要をまとめると、実際の走行状況と道交法は乖離しており、そのあたりを調整することなく混在させようとしても難しいということである。

この課題、自動運転の開発現場ではずっと「難しい!」と言われてきた。「よくぞ自動車工業会の会長として発言してくれた!」と大歓迎されているという。具体的に紹介してみたい。まず大きな問題になるのが制限速度だと言われている。例えば首都高の制限速度は都心環状線の大半が50km/h。<続きを読む>

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