デトロイトでデビューした日本車が魅力無い件(11日)

デトロイトショーでいくつかの日本車がデビューした。デザインを見て「なるほど~」と思う。完全にアメリカ向けであります。例えばレクサスLS。1000万円超のクルマの場合、日本だと基本的にフォーマルな使われ方をする。なのに新型LSってスポーティルック。

このデザインだとマーケットはアメリカに限定されると思う。ヨーロッパも厳しいかと。首相公用車として考えたってカジュアル過ぎる感じ。新型カムリもアメリカ人の感覚からすれば「カッコ良い!」だと思う。されど350万円前後で販売される日本だとカジュアルで厳しい。

次期型オデッセイ(日本と全く違うモデル)は、これまたアメリカ市場専用車。日本だと何だか不必要なサイドラインのような気がする。ここまで読んで「そういえばアメリカ車ってあまりピンとこないデザインばかりですね」と思うことだろう。日本車のアメリカ化が進化したしたということ。

1990年代はアメリカで日本車が先行発売されるとすぐLAに行って試乗した。一番売れているときのCT誌の取材です。されど今やアメリカ仕様の日本車をレポートしても反応鈍い。日本人からすれば全く魅力を感じないからだ。良くない意味での「アメ車」です。

そんな中、今年は「アメ車」のシビックが日本で販売される。どうやら販売目標台数を極端に絞ることで「失敗した空気」にならないようにするらしい。ちなみに「アメ車」が売れるのはアメリカと中国だけ。日本勢もアメリカと中国以外に向けたデザインを考えたらいい。

ここにきてヨーロッパや日本で日本勢が失速してるのは、アメリカ市場を見すぎているためだと思う(新興国は専用モデルを作っているため順調)。日本とヨーロッパ、大洋州、中近東など狙ったクルマを作って欲しい。やはりデザインはクルマの販売に大きな影響を与えます。

改めて世界的な規模で評価されているヨーロッパ車のデザインを考えてみたい。


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