トヨタ、逆風の中国で大幅な生産拡大とな!(26日)

スズキが中国市場から事実上の撤退を決めるなど、日本企業の中国離れ始まる中、時事通信は「トヨタが中国での生産拡大を近く決定する」と報じた。なぜか? 日本から嫌われている中国ながら、素晴らしい面を持っている。1度深い関係を築くことさえ出来たなら、裏切られる心配などしなくてよい。互助関係になれます。将来に於いてパートナーになりましょう、ということ。

単にお金儲けの関係だと、中国の琴線にゃ触れられません。ということが解っているから、日本の企業は付かず離れずリスクヘッジしながら中国と付き合っている。そんな中でのトヨタの動きです。私の勝手な予想ながら、トヨタは中国と良い関係を続けられるという手応えを得たんだと思う。もっと言えばトヨタは今後中国企業と同等の扱いを受けられる、と考えます。

逆に考えるならトヨタも中国を信じる、ということ。ハイブリッドや新世代電池、燃料電池を含め、日本と中国を区別しないようになっていく可能性大。トヨタにとって凄く大きなリスクであると同時に、中国の将来性を考えたら私は唯一の「伸びるチョイス」だと思う。驚くほどダイナミックな戦略です。相当の自信がないとそんな決断など出来ない。心底驚いてる。

おそらくこの流れ、本当の意味での凄さが理解出来る人は多くないだろう。トヨタ以外の自動車メーカー、追随出来るだろうか? 剛胆で決定力のあるTOPじゃなければ難しいし、中国だって経営陣が変わったら対応変わるような企業とは手を組まない。3年くらいすると、圧倒的な違いが出てくる。また、中国にも軸足を置けば、アメリカのZEV撤廃に揺れることもなし!

 

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