バス事故。高速道路会社は50年前の図面出してきた(13日)

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」じゃないけれど、バス事故の件、徐々に忘れ去られていく。本当の原因はウヤムヤにされ、事故鑑定屋さん達の言うとおり「飛んだクルマの運転ミス」で決着することだろう。興味深かったのは毎日新聞社が報じた事故現場の道路図面である。

毎日新聞が報じた高速道路会社のデータ

高速道路会社が出したものらしい。これによれば盛り土の高さは50cmとなっている。けれど実際の写真を見ても、そんな低くない。はたまた、高速道路会社が数値出す前まで「70cm」と警察は情報を流しており、どこも70cmと報じている。道路会社の図面出てから50cmになったワケ。

他に、盛り土の高さがもっとあった、という報道も多い。参考までに書いておくと、東名道は開通から48年経っている。この間、植栽が育ち、枯れて腐葉土になったりするなど、盛り土は育っていく。最新の盛り土の高さは計測してみないと解らないが、明らかな傾斜になってます。

けれど私が現場に行って計ることなど出来ない。メディアだって同じ。さらに問題は縁石に続いて接触しただろう1m以内の盛り土の傾斜だけれど、これまた全く解らないのだった。ちなみに東名道の用賀~厚木間も、植栽の腐葉土による盛り土が高くなっていて驚きました。

もう一つの「???」がタイヤ痕。TV報道で「ブレーキ痕無かった」。何十年前のクルマの話をしてるのだろう。ABS付きの乗用車は、ほとんどブレーキ痕など残らない。問題はタイヤ痕。今回の乗用車、全グレードに横滑り防止装置が付いており、通常ならタイヤ痕など付かないハズ。

明確なタイヤ痕は、タイヤが路面に対し滑るから残る。横滑り防止装置は滑らないよう、コントロールするもの。低転がりタイヤだと、一段とタイヤ痕は出来ない。EDRのデータを見るまで解らないです。とにかくEDRのデータを発表して欲しいと思う。まぁ発表しないでしょうけど。

オートックワンの取材で茨城県のJARIまで。谷田部にあったJARI、今はツインリンクもてぎの少し手前の城里という場所にある。練馬から120km。JARIで年月の経過によって形状変化していっただろう今回の中央分離帯を再現し、実車試験して頂きたい。

 

 

 


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