マツダの暗さの理由が何となく分かりました(14日)

先週末の大阪オートメッセ期間中、マツダの名エンンジニアだった貴島兄と御一緒させて頂いた。基本的に時間あればクルマの話なのだけれど(初めて聞く興味深い内容も多く機会あったら紹介します)、当然ながら「最近のマツダは暗い」というテーマも出ました。状況を聞いて「なるほど!」。

マツダが厳しい状況になりフォードから役員来た際、徹底的に「ムダは止めろ」と教えられたそうな。迷ったらムダの無い方を選ぶ方針を徹底させらというからスゴイ。考えてみたら経営破綻の危機は人間に例えると命に関わる大病。命を救うためなら可能な限り努力する、という当然の流れです。

インプレッサと並ぶほど良いクルマです

貴島兄は「節約こそ正義!」であると、みな思い込んでいるんだろうと言う。確かにモータースポーツもスポーティモデルも世の中に必要なことじゃない。マツダの経営哲学からすれば「ムダ」ということなんだろう。という流れを考えたら、全て合点がいく。ちなみに技術を磨くのは「利益に繋がる」。

本日CX-5の試乗会だった。良いクルマながら華無し。特にガソリンエンジン車の存在意義たるや薄い。販売台数だって伸びないだろう。だったら2,5リッターターボを積んだスポーティモデルを設定したらいいのに。2,5リッターターボ、現在搭載されている2,2リッターディーゼルターボよりコスト的に安い。

半年後に売れ行き伸び悩んでいたら考え方を変えるべき

つまりその気になればディーゼルより20万円くらい安く売ることだって可能。その20万円分でザックスのダンパーや大容量ブレーキ、セミバケットシートなど付けてもよい。世の中に不要なスペックかもしれないが、欲しいというヒトだって少なくないと考える。試乗会でマツダの技術者に聞いてみた。

すると「面白そうですね! でも残念ながら企画しても通らないと思います」。誰かがキッカケを作ってフォードの洗脳を溶かないと難しい? ということを晩ご飯を御一緒した日産のヒトに言ってみた。するとゴーンさんが日産で行ったことを教えて貰った。意外や意外。コストカットだけじゃなかったのだ。

着任当初はコストカットに終始したゴーンさんながら、少し余裕出てきたら案外いろんなことをやらせてくれたそうな。クルマではGT-RとZ。レースへの復帰も許してくれたという。日本国内市場についちゃゴーンさんが直接指揮を取らなかったため縮小均衡で縮んじゃいましたけど。

 


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