レクサススポーツヨットに試乗(27日)

夢の島マリーナでボート・オブ・ザ・イヤー選考委員対象の『レクサスヨット』試乗会。プレジャーボートを皆さん「クルーザー」と呼ぶけれど、世界的には「ヨット」(プレジャーボートの中でも大型のタイプ)である。ちなみに帆で走る日本のヨットは「セールボート」。世界に向けて作ったフネなのでレクサスヨットなのだった。

デザインは「う~ん!」とウなる人が多いと思う。皆さん「オランダの木靴みたいですね」。確かに一般的な感覚の「美しさ」と少し違うかもしれない。けれど本当の高額商品ってこんなデザインがいい。下はロールスロイスのカスタムカーだけれど、一般的な美的センスと異なります。存在感を持つことが大切。

実際、レクサスヨットで湾奥を走っていると、超目立つ! レストラン船や水上バス見るとカメラの放列。皆さん手を振ってくる。こんなに存在感のあるフネは日本で見たことがない。よくぞこんなフネを作ったモンだと感心しきり。聞けば「下から提案したら絶対に作れません」。いやいやスンゴイ感覚の「上の人」である。

ちなみにこのフネは42フィートのワンオフ。プレジャーボート業界への名刺みたいなもの。現在、60フィートの、日本式で言うクルーザーを考えているそうな。それにしてもクルマでいえばスーパースポーツのコンセプトカーのようなフネによく試乗させてくれたモンだと感心しきり。確かに見せびらかすだけじゃ意味なし。

試乗レポートはベストカーで。そうそう。搭載されているエンジンを聞いたら、LC500など用の5リッターツインカムで450馬力×2。アクセル全開にすると「カーン!」というカムに乗った音を響かせる。こういったフネは全く実用性無し。浦安マリーナにでも陸置きし、VIPが来たら湾奥クルーズを楽しんでもらえばいい。

章男社長などキャンプテンやったら、世界から東京にやってくるVIPをもてなせると思う。私達はこういったフネを味見させてくれるだけで勉強になります。それにしてもフネの試乗って仕事に見えない。女性の同業者と並んで乗っていたら、もはやナニを言ってもムダ。それが最大にして唯一の難しさである。


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