三菱MRJ、相当厳しくなった(1日)

アメリカのモーゼスレイクに試験機を飛ばすなど順調さをアピールしている三菱MRJながら、ビジネスベースではいよいよ厳しくなってきた。どうやら大きな設計変更をしなければならなくなったらしく、納期がさらに延びるようなのである。ちなみにMRJの受注開始は2008年3月。その時に発表された納期と言えば、5年後の2013年でございました。

受注開始の翌年、早くも大きな設計変更が必要になり、納期は2014年に。この間も受注活動を行っており、同型の機体より20%も燃費良いという性能をアピール。折しもの原油高騰で燃費の良い機体の人気は高まり、順調に契約を伸ばす。しかし2013年8月、決定的な品質問題が発覚。部品全ての安全性を見直すことになってしまう。この時点で納期は2017年へ。

2015年11月の初飛行で主翼の強度不足が発覚! 設計変更を余儀なくされる。この件で納期は1年遅れ。しかも剛性を確保すると重量増になってしまう。2018年になるとライバルもMRJと同じタイプの新型省燃費エンジンを搭載出来るようになるため、20%燃費良いというMRJのセールスポイントは失われてしまうことになる。ライバルより5%程度燃費良い程度に。

そして昨日「さらに納期が遅れる可能性大きい」というニュース。どうやら強度不足を補強したものの、予想以上の重量増になってしまうようなのだ。結果、乗客数を減らすなどの変更も必要に。すると乗客数減るため、燃料コストはライバルと同等。何のことはない。顧客は実績無く燃費も同じような機体を、2019年以降に買わなければならないということです。

どうやらキャンセルを防ぐべく大幅に値引きしているらしく、少なくとも当初の100機くらいは赤字覚悟の販売になるようだ。1000億円で受注したクルーズ船を2000億円掛けて建造した三菱造船と全く同じ。ちなみにMRJのプロジェクトには税金による巨額の補助が投入されている。順調な立ち上がりを見せているホンダジェットと対照的でございます。

三菱グループ、国家相手のビジネスなら上手く行くが、顧客相手は苦手のようだ。この際、三菱自動車も徹底的に顧客重視の体制にしたらいいと思う。カラダ中バリバリになってしまい、久し振りの川口『からだげんき』。近所なら毎週行くのに! 往復+施術で3時間。昼間、これだけ時間取ると簡単にゃ行けません。施術してもらうと、一週間は天国です。


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