旧型プリウスと新型プリウスの違いを超客観的に(13日)

新型が出ると旧型を悪く書く、とよく言われる。実際、4~6年間の開発期間を経て旧型をしのげなかったら、それはそれで問題だと思う。けれど新型の評価をする際、旧型より良くなったブブンを重点的に紹介する傾向についちゃ否定しない。そこでたまにゃ旧型の話などしたいと思う。昨日新型のレポートしたプリウスでございます。果たして圧倒的に良いのか?

実用燃費 JC08だと売れ筋グレードで旧型30,4km/L。新型は37km/Lで約20%向上している。実用燃費も確かに良くなっている感じながら、少し踏むとガックリ落ち旧型と大差なくなるような気がします。実際、極めて実用燃費に近いアメリカEPAの公認値は街中と高速の平均値で新型52mpg(22,2km/L)。旧型49,5mpg(21,1km/L)と大差なし。

動力性能  車重ほぼ同じ。パワーユニットの出力同じ。となれば絶対的な出力も変わらないということか? 聞いてみたら「変わらないです」。最高速である 180km/h巡航での燃費も変わらないそうな。個人的にはココが最も物足りない。欧州やアメリカでプリウスの評価がイマイチなのもこの点。最高速 200km/hで0~100km/hが2秒早くなれば‥‥。

キャビンスペース  数字上はほとんど同じながら、リアシートに座ると屋根が上から大きく垂れ下がっており圧迫感ある。旧型の方が明らかに広く感じます。また、新型になり着座高が低くなった。年寄りだと乗り降りで「よいしょ!」「どっこいしょ!」になります。リアシートに座るのなら圧倒的に旧型が快適だと思う(乗り心地を除く)。白いインテリア素材も「う~ん」。

ハンドリング  通常の速度域&路面だと新型の方が圧倒的に快適で乗り心地滑らか。ただ大入力を喰うと厳しい。KYBのダンパー、乗り心地を重視すると大入力で減衰力足りないのだった。荷重ゼロになるほど激しい上下方向の入力を受けると大暴れする。旧型は乗り心地対応でネオチューンをすすめるが、新型は挙動を抑えるためにネ オチューンです。

衝突安全性 旧型を圧倒する。新型は日本仕様もIIHSのスモールオーバーラップ衝突に対応してます。ちなみに下の動画はプリウスαのスモールオーバーラップ。基本的に日本の旧型プリウスと同じ。恐ろしいことにドライバーはエアバッグに当たっていない。もちろん評価は最低ランクの『P』(プア)。新型プリウスは余裕で最高評価の『G』(グッド)を取ると思う。

安全確保性能 自動ブレーキが旧型は付いてない。アダプティブクルコンも停止まで出来ない。この点で新型が圧倒している。また、旧型プリウスは30秒で外からドアロック解除可能な上、セキュリティアラーム付かない泥棒天国。新型は全グレードにセキュリティアラームが付く。しかも外からでは簡単にアラームの配線を切れないようになってます。いいね!

最後の二つだけで新型を選ぶ価値ありますワな。


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