警察>事故調査委員会(27日)

調布飛行場で小型飛行機が墜落した。原因については複雑だと思われる。日本の飛行機(特に調布)の整備状況は世界的に見てもレベル高いし、パイロットも1500時間/36歳と熟練の域に入りつつあるだろう。気温が高かった、という見解も出ているけれど、温度補正は当たり前に行う。

そもそも気温45度の中東やインドだって飛行機は運用されてます。35度とかで上昇できなくようにパワーダウンすることなど考えにくい。この手の事故で起きた例は、バードストライクに代表されるエンジントラブルか、引っ込み脚のレバーを操作したつもりでフラップを上げてしまったことくらいだ。

となると大切なのが事故調査。事故の様子を見ていたら、真っ先に駆けつけなければならない国交省の事故調査チーム到着は5時間も経ってから。その前に警視庁が業務上過失致死傷罪の疑いで動き始めてしまった。警察の仕事は事故の究明より「誰が悪いか」になってしまいがち。

日航機事故の事故調査

上の東京新聞Webの記事を読んで頂きたい。「アメリカでは一般的に航空機事故の操縦士の刑事責任が免責になり事故調査委員会の権限も強い。日本では警察が主導権を握る」とある。アメリカ側は事故機の残骸を見て8月下旬に原因を掴んでいたのに、群馬県警は他の原因を探していたようだ。

調布の事故も、まず「悪いヤツ探し」から始めているようだ。小型機はフライトレコーダーを積んでいない。なるべく早い段階に原因を特定しないと、小型機の飛行場の周辺に住んでいる人など怖くて仕方ない。「気温が原因」という流れだと、35度以上の日に飛行停止にしろみたいな意見も出てくる。

 


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