護衛艦『かが』は空母か?(23日)

護衛艦『かが』が就役となった。下の写真の『いずも』と並び全長248mで、護衛艦最大となる。巷間、このフネは空母じゃないかと言われてます。確かに自衛隊が採用を決めた『F-35A』の垂直離着陸バージョン『F-35B』なら十分運用可能。最大で12機くらい搭載出来るだろう。

        JMSDF/オフィシャル

そもそも論として我が国に空母のニーズ無し。アメリカの如く世界中に出張っていくならとにかく、日本の軍隊は自衛が目的。F-35Bを12機積んでどこに行くのって話です。日本の場合、自衛という点で防御を固めるなら尖閣か北朝鮮。仮に尖閣に『かが』と『いずも』を配備したとする。

航空自衛隊向けF-35A初号機

空母って攻撃に弱い。巡航ミサイルを1度に10発くらい撃たれたら避けられまい。したがって相手もフルに戦力を投入してくる緊急事態になったら十分な防御が出来る海域で運用するしかなかろう。こらもうアメリカが誇るロナルドレーガンだって同じ。尖閣近海には行けない。

    釣りの途中で見かけたロナルドレーガン

世界的に見てもフランスが中型の『シャルル・ドゴール』を持ってるくらいで、ロシアですら空母に予算なんか掛けない。イギリスも現役空母無し。中国はアメリカのような野望を持っているため、ロシアの中古空母買ったけれど、我が国の脅威になるまで下を見て10年掛かるだろう。

この写真で我が国の総戦力の3分の1

尖閣に何かあれば、宮古島の隣にある下地島空港をベースにすればひとっ飛びの200km。空母配備より近いのだった。戦闘機なら10分。オスプレイも20分あれば届く。北朝鮮の場合、相手の脅威は撃たれたら防げないミサイルのみ。アメリカに先制攻撃を掛けて貰うしかなかろう。

ボノム・リシャール

『かが』をアメリカの強襲揚陸艦のように仕立てるという話も聞くが、佐世保にいるボノム・リシャールは満載排水量40500トン。方や『かが』と言えば27000トン。空母として使おうとするなら、支援のヘリや様々な装備が必要。さらに10000トンくらい重くなってしまう。

となれば、現在7,3mの喫水が9m近くなりフネとしてのバランスに問題出る。というか、30%以上重くなったら抜本的な改装が必要。『かが』と『いずも』はヘリ空母で何ら問題無し。その気になればオスプレイを積めます。使わなければさらによろしい。


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