起きたらフランス国歌の故郷マルセイユ(16日)

フネの紹介をしておく。いわゆる「ペイロード」のスペースとして使えるのは5階から19階までとなっており、このウチ、6階が吹き抜けのプロムナードやシアター、レストラン。7階レストランスペースで、8階から上にキャビン。そして15階のみプール&ブッフェレストランになっている。

前に突き出てるのが15階

中にいるとフネだということを忘れてしまう、と言いたいところながら、メラビリアは微妙に揺れ続けていて、座るとフネだと認識する。今まで300m級のフネを3回取材したが、それほど荒れていないのに揺れると感じたのはメラビアリアのみ。もしかすると艇体(ハル)が長い周期で振動してる?

重い貨物を乗せないクルーズ船は普通のフネほど丈夫さが要求されない。乗せる”荷物”も、乗客+クルー合わせて1万人程度、荷物を含め一人150kgとしたって、1500トン。同じサイズのコンテナ船だと、平均20トンのコンテナを6000個くらい積める。12万トンになる。バスとトラックの差です。

プールは3カ所。屋内もあります

荒れた時は出港しなくていいし、重心さえキッチリしていればフネ大きいため安全性に影響ないということなんだろう。相当コストダウンしている、ということ。良い意味での手抜きをしないと、クルーズ船の建造は儲からない。真剣なフネ作りをしたという三菱造船長崎が大損したのも理解出来た。

多少質感は落ちても安全性さえ確保出来れば言い、というのが今のクルーズ船事情です。確かにキャビンも最新のビジネスホテル風。古いフネのような手作り感なし。ただ新しいため快適です。最高速度は41km/hということながら、実際の運行速度は20km~30km/h程度と極めて遅い。

大荒れのマルセイユ

昨夕の18時にバルセロナを出港したメラビリアは、東に進路を取って航行。起きたらフランスのマルセイユであります。フランス国歌の『ラ・マルセイエーズ』はパリ革命に加わったマルセイユ義勇兵が歌っていた曲だという。北側のプロバンス地方は、フランスの故郷のような存在。

港から旧港のある繁華街までは往復2100円のシャトルが運行される。マルセイユ名物のブイヤベース(貝やイカなど入れない魚だけをサフラン風味で煮た鍋)、今や高級料理になっており、しかも当たり外れ大きいという。とはいえ魚好きならぜひとも試してみたらいい。濃厚な魚(ポアソン)の味を楽しめる。

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