うなぎ超高騰

うなぎの価格が信じられないくらい高い。いや、高いだけじゃなく、品不足だという。問屋さんも値上げしたらうなぎは売れなくなることなど承知。もはやニッチもサッチもいかない状況になっているそうな。生きているうなぎを調理している店なら、一匹分(ご飯が見えないサイズ)で3千円以上取らないとやっていけない状況です。

山手線の内側だと4千円以上すると思う。とはいえ中野だと高い値段でうなぎを食べて頂けない。そんなこんなで未だ値上げしないでやっているからシビれます。私が店から1円も貰っていない状況だから何とか続けられるのであって、普通のお店はそろそろお手上げになりつつあるかと。

政府は突如「消費税を少しづつ上げ、2015年までに10%とする」と言う観測気球を出した。反対出来ないだろ、という読みです。こいつには裏があって、早くも来年から2〜3%上げるのだという。実際、今年は税収の大幅ダウン必至。悲しいかな国家の一大事を迎え私も本業/うなぎ屋共に援助できない状況にある。

2012年度予算で消費税率上げを確定しておかないと、来年度予算など組めまい。考えて欲しい。「税収30兆円少々。予算100兆円で70兆円の赤字国債を発行する」となったら、誰だって終わったなと思う。消費税1%は2,5超円。3%上げて7,5超円。赤字国債の15兆円分くらいを震災国債という名目にしたらどうか?

「税収40兆円。予算は震災復興特別費含め100兆。震災国債15兆円。赤字国債を昨年より10%減らし45兆円にしました」みたいな予算なら成り立つだろう、と官僚は考えてるんだと思う。上手にPRすればきっと騙せるかと。頭脳明晰な官僚の皆さんに「上手く麻酔を使ってください」とお願いしておく。

現在の状況は不治の病でございます。私も辛さを伴う延命措置より、麻酔が効果的だと考える。最も望ましいのは、アメリカのように「崖っぷちに立ちながらも一進一退を繰り返し、それでいて案外楽しく暮らせる」というもの。いずれにしろ人生一度。楽しく過ごせたヤツの勝ちだと思う。

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3 Responses to “うなぎ超高騰”

  1. かず より:

    議員数削減?無料化や選挙時公約の現金支給の中止、地方行政と被る省庁業務の地方行政移管、etc…。
    震災対応と分けて一回明細報告をしそれから…、
    無理ですょね…。
    とりあえず大将代わるだけでも、株価上がりそうですが。
    (;∇;)/~~
    こうなったら、気分の問題かもしれません。
    しかし、誰がやっても同じという話には乗りたくないですね。
    車も、多少は走りが良くないといけない訳で。
    走りの良い、例えば操縦性がとか安定性とか、ドライバーの動きに心地よくレスポンスしてくれるとか。
    この車、かなりレスポンス悪く安定性に欠ける仕上がりかもしれません。
    NAIKAKU自動車(株)
    最高級車 Kan X
    CMコピーはズバリ!
    貫けない走りがある‥
    佐藤浩市さんすみません、パクりました。
    m(_ _)m

  2. applefanjp より:

    様々な意味で、我が国も
    「先進国」の仲間入りですね。
    原発の問題も
    それに関わるとんでもない癒着も
    今の政党は、前のせいだとばかり
    言ってられない。
    だって、今、こうして
    私たちがこの国で生きているのだから。
    ただし、立ち止まって、検証する必要はあり!
    ですけど。
    「関東大震災」を読み、歴史に学び、
    「絶対にゆるまないネジ」を読みながら
    この国の「人」を誇りに思い、
    大切にしたいと思っています。
    うなぎ、大変ですね。
    蒲焼きの通販もしてください!
    安心して食べることのできるうなぎを
    買いまーす!

  3. ぶん より:

    増税の件について。三橋貴明氏の著作などからの私なりの理解ですが、仮に国を会社の経営に例えると、設備投資が必要な時に自己資金の調達が出来ない場合、外部から借り入れるというのが普通であって、お金がないから社員の給料から天引きね、というのは違うと思います。これが、増税推進派のトリックだと思いますが、この場合の外部から借りるとは国債発行の事になりますが、つまり国債による国の借金は、国債が円建てで、殆どが国内で消化されている以上、国民にとっては資産になるわけです。特に、復興が急がれている時に増税などすれば確実に景気はもっと悪くなると思います。この辺り私では上手く説明できないので申し訳ないのですが、興味があれば三橋貴明氏のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」か、北野幸伯氏のメルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」を読む事をお勧めします。非常に分かりやすい言葉で解説されています。

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