インド情報

インドに行く、とフェイスブックで書いたら、大手新聞の記者をやっている方が「インド研究家に知り合いがいるので聞いてみます」。翌日、頂いた情報を見てビックリ! もう80%くらい解っちゃう感じでございます。私だけ独占していたらもったいないので、ご本人に確認し、掲載させてもらうことにしました。以下、インドです!

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デリー周辺の観光や旅行の注意点は以下の通りです。

インドの北部は今は訪問するのには最悪と言っていい時期です。ものすごく暑いです。だいたい日中は40度を超え、朝夕でも30度台を下回ることはあまりありません。7月になると雨季に入るので、もし今年の雨季にしっかり雨が降るのであれば、少し気温が下がり、おおよそ9月半ばころまでは日本の真夏程度の気候にまで涼しくなります。

雨季直前は大変な蒸し暑さも加わるので、一層きついです。これから雨期明けまでは、カビもはえやすく、ものも腐りやすいので食べるものにも少し注意が要ります。もし訪問される時期を選べるのであれば、ニューデリー方面ならば10月半ばから11月ころがベストシーズンです。乾燥していて、気温もだいぶ下がり快適です。

食べ物については、生水を飲まない、氷は避ける、屋台で売っているようなものは食べない、アイスクリームも避ける、といったところでしょうか。今はたいていの ところでミネラル・ウォーターを売っているのでそれを飲んでいればいいでしょう。ポカリ・スエットのようなスポーツ飲料の粉末を持参されることをお薦めします。

可能なら箱買いして行くといいと思います。暑い時の水分補給にもなるし、下痢をしたときも脱水症状が防げるので治りも早いはずです。たいていの下痢は安静にしてスポーツ飲料系のものを飲んでいれば、薬など飲まなくても治ります。

デリーは歴史のある都市ですが、イギリス植民地時代に破壊・略奪を受けたこと、また「観光開発」ということに意識が向けられるのが遅かったこともあって、いわゆる名所旧跡の類をただ訪れても、何の案内もなければパンフレット類もないことが多いです。インド門、確かに見たら壮麗ですが、まあ1分もあれば簡単に飽きるでしょう。

それでも、とおっしゃるのならば、クトゥブ・ミナール(13世紀ころにイスラーム勢力が北インドを支配した時期に建てられた尖塔。世界遺産)、それからフマユーン廟(16世紀に建てられたムガル帝国第2代皇帝の墓廟。世界遺産。アーグラーにあるタージ・マハルの原型とも言われています)は見るべきもののうちに入ると思います。

これらの場所も案内表示などはあまりありません。また、こういう場所のまわりには自称ガイドがうようよしていて、断ってもまとわりつき、ガイドされたつもりがなくても場所を離れるときにお金をせびられることがあります。あらかじめガイドを雇ってゆくことをお薦めします。

おそらく、結構立派なホテルに宿泊されるでしょうから、そういうホテルのトラベル・デスクとかコンシェルジェのところでガイドと自動車をアレンジしてもらえば良いと思います。そこそこのお金はかかるでしょうけれども、公共交通機関は地下鉄を除くとあまり当てになりませんし、バス・ルートなどは初めてデリーを訪れた方には複雑すぎて分からないでしょう。

また流しのタクシーやバイク・タクシーなどは、料金交渉だけでかなり疲れるはずです。立派めのホテルでアレンジした自動車とガイドは、大抵安心して任せられます。自動車もインドの基準からするとかなり立派な内装と乗り心地で、エア・コン完備のものが来るはず。そういう車には大抵ミネラル・ウォーターが飲み放題でついています。

ガイドさんも、各地でまとわりついてくるモノ売りやガイドを追い払ってくれます。ただし、そのガイドさんがあとで手数料をもらえるお土産屋さんに連れて行かれることは良くあるようです。その辺は適当にあしらうしかありません。

ガイド付きであっても、デリーの他の「観光名所」とされているところ、レッド・フォート(またはラール・キラーとも言う)やラージ・ガート(マハトマ・ガンディーの墓がある)などは行ってもあまり面白くないと思います。

インドの近現代史に興味があるのならば、ネルー博物館は面白いと思います。でもガイドが知ってるかどうかはわかりません。

現代インドのとてもモダンな宗教的建築物として、最近観光客もよく行くのが、ヒンドゥー教のスワミナラヤン派のアクシャルダム寺院です。ここは壮麗で、IMAXシアターなどもあり、こういうことに興味があるのなら、行ってみたら半日くらいは楽しめるでしょう。(英語表記ではSwaminarayan Akshardham templeです)今とても有名になっているので、寺院の名を言えばその辺のタクシーに乗っても連れて行ってくれるはずです。

チャンドニー・チョウクというのは、さっき書いたレッド・フォートのすぐ近くにあります。昼間は比較的人通りが少ない方ですが、夕方から夜はかなりの人出でにぎわいます。すりには十分気をつけた方がいいでしょう。

買い物を楽しむならば、Khan Market(カーン・マーケット)というところがお薦めです。またはニュー・デリーの中心部にあるコンノート・プレイスも比較的安心して買い物ができます(コンノートプレイスの真ん中部分の地下にある商店街には行かない方がいいですが)。但し、携帯電話を持ってないと運転主やガイドと行ったとしても、彼らを見つけるのは大変です。

食べるモノとしては、本来はアフガニスタンとかパキスタン方面から来た料理ですが、ナーンとか、シシ・カバブなどが有名でしょうか。非常に有名な名店として、ITCマウリヤ・ホテル(ITC Maurya Hotel。かつてはマウリヤ・シェラトン・ホテルと言っていました。ヒラリー・クリントン米国国務長官やオバマ米大統領なども宿泊したホテルです。

シーズンオフのこの時期なら、日本円で1泊2万円弱で泊まろうと思えば泊まれるはずです。)のなかにある、Bukhara(ブカラ)というレストランがあり、ここのカバブやいわゆるカレー料理はおいしいです。ワインも結構すばらしかったという記憶があります。

デリー近辺で2〜3日の余裕があるのならば、私は先ほど書いたような方法で自動車とガイドを雇い(運転手がガイド役になることもあります)、ジャイプル(Jaipur)とかアーグラー(Agra)に行ってくるのも方法だと思います。2つの都市とも、デリーから頑張れば日帰り可能です。朝早くに出ないとなりませんが。

アーグラーはムガル帝国最盛期の都で、壮麗な都城と何と言っても超有名なタージマハルがあります。ジャイプルはラージプートという人びと(カースト)の立てた沢山の王国のうち1番勢力のあった王国の首都で、王国時代の建築物や都城があります。どちらかを選べと言われたら、アーグラーでしょうか。

1泊2日で、デリー→アーグラー→ジャイプル→デリーと回ることもできなくはありません。2泊3日あれば十分可能です。その場合は、アーグラーとジャイプルの間にファテープル・シークリーという都城の遺跡もあり、それも見物できるはずです。

こういうツアーは運転手もガイドもずっとついて来てくれますし、そういう場合彼らの宿は自分達で何とかすることになっているはずです(食事も彼らは自分達で何とかする)。ニューデリーのお泊りになるホテルでよく交渉してみることをお薦めします。デリーだけで2日いたらインドに詳しくない人はたいてい飽きるでしょう。

イギリスやドイツもそうですが、インドも日曜日は大抵の商店や施設が休みになるということです。但し、デリーの商店街は、地区ごとにお休みの曜日を決めていて、デリー中の商店がぱったり休みという風にはならないようになっています。(但し、独立記念日の8月15日、新年、それから共和国記念日の1月26日をのぞく)

確か、コンノート・プレイスは日曜日が休み、カーン・マーケットは火曜日が休みのはずです。こういうことも、一流ホテルのコンシェルジェなら知ってます。後は、経験豊富な流しのタクシーのおっちゃんたちも良く知ってます(タクシーの運転手さんのなかには、ついこの間田舎から出稼ぎに来ました、というタイプの人もたくさんいるので、そういう人は無理ですが)。

それにしても、基本的には日曜日はあまり何も出来ないので、個人観光の場合は日曜は寝てる日、くらいのスケジュール感覚で行ったほうがいいでしょう。

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いろんな意味で新鮮です! おそらくこういったことを理解出来ないとインドは語れないといことなんだと思います。あと何年生きているかどうか不明ですが、生きているとなれば勉強しなければならない、ということでしょう。インドダイエット上等の覚悟で取り組みたいと考えます。それにしても気温40度以上とは!

本日、またまたうなぎが値上がりした。水曜日から売値も上げなければやっていけなくなってしまう。売り上げ、落ちるだろうなぁ〜。


2 Responses to “インド情報”

  1. applefanjp より:

    インドも良いけど
    うなぎも!良い!
    ああ、美登里のうなぎ、美登里のうなぎ!
    お近くの方が羨ましい!

  2. 真鍋清 より:

    <その①>
    出たばかりのホンダ・ブリオやトヨタエティオス等の1.2リッター級小型乗用車=
    かつて1960年代半ばの初代カローラ/サニー
    <その②>
    マルチ800(インドの「国民車」の始祖:目下生産中止)=
    46年前の日本におけるパブリカ800
    <その③>
    マルチ・スズキAスター(新世代1000cc乗用車)=
    マツダファミリア/三菱コルトの1000ccクラス(∴上級風味のスモールカー)
    <その④>
    ヒュンダイサントロ/タタインディカ=
    ダイハツ・コンパーノベルリーナ(800/1000cc問わず)
    <その⑤>
    スズキスイフト、ホンダフィット/シティ(各1200-1500cc)=
    コロナやブルーバード(中産階級の手に届く「贅沢カー」)
    <その⑥>
    カローラ、シビック、VWジェッタ他1.8リッタークラスの4ドアセダン=
    クラウン/セドリック/「プリンス」グロリア(官公庁や会社重役も乗るセミフォーマルセダン)
    <その⑦>
    トヨタカムリ、ホンダアコード、日産ティアナ、VWパサート他2.0-2.5リッターセダン=
    ビュイックやシボレー、ダッジ等の中級アメリカ車、或いは出たばかりの日産プレジデント(ここから政府高官も乗る本格的な高級車)
    <その⑧>
    メルセデスE/Sクラス、BMW5/7シリーズ、ジャガー各種=
    キャデラックやリンカーン、ベンツ300SE他(超高級車)
    今日のインドのモータリゼーションを見ていると、どうしても我が国の1960年代半ば〜末に置き換えられて「いつか来た道」に思えてならない。
    その要領で、かのタタ・ナノは「スバル360」であり「マツダキャロル」の360cc軽自動車が想起され、未だ生産が続けられている1950年代以来のクラシックカー「ヒンドウスタン・アンバサダー」(いすゞ製1800ccを搭載)は「トヨペット」クラウンのタクシー仕様車か。
    さらにカルカッタで数台見受けられたレクサスIS/インフィニティG(日産スカイライン)はかつての我が国におけるアルファロメオ・ジュリア/ランチアフラビア(イタリア製スポーティセダン)が彷彿される。
    閑話休題、日産/三菱の合弁会社NMKVがミニカの後継車を660ccで開発し、単なる低コスト軽にとどまらずインドを始めとした新興国の戦略車としてタタ・ナノからチェリーQQ(中国車)を撃墜したら如何に願ったり叶ったりかと思う―実際にはマーチの拡販や「ダットサン」の当地での展開の方が重要なのでしょうね。

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