オリンピックにつき横断歩道で停止しないとキップ切ります!

下にリンクした朝日新聞デジタルの記事によれば、横断歩道で止まらない車両をオリンピック開催を大義名分に厳しく取り締まっていくという。横断歩道と歩行者の関係だけれど、道交法には納得の行く条文になっている。すなわち「横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止」であります。

朝日新聞デジタルの記事

ムカシの親や小学校の先生はこれに対し「横断歩道を渡るときは手を挙げて」と子供に教えた。もし横断歩道で子供が手を挙げたのに止まらなければモンク無しに違反! そして停止するなら後続車や対向車が止まるような状況をキチンと作り出さないとダメ。後続車が止まらず抜いていけば、法的に正しくても止まった車両が子供を交通事故に遭わせたことになる。

最近の大手メディアや、原理主義者の言動を見ると「横断歩道に人が居たら止まれ」と拡大解釈する傾向。大人になるとクルマを止めるより自分が少し待った方が社会的な効率が良いと考えるようになる。クルマに渡る意思を示すのも面倒だし。だから止まってくれなくたって全くストレス無し。横断歩道の側に立っているだけでクルマが止まるような状況は、いかがなものか。

朝日新聞デジタルの記事は外国の例を一つだけ出すというメディアとしちゃ反則行為もアカンです。スウェーデンと日本は道路状況が全く違う。日本で言う横断歩道、少ないのだった。逆にアジアとかの人に話を聞けば日本の交通マナーは素晴らしいと答える。逆に欧州を目指すなら、制限速度や道の構造を含め、全て見習って欲しいと思う。日本は日本の道交法を守ればいい。

ということで、今後、拡大解釈による取りし回りが必ず増えていく。以前書いた通り道交法違反の取り締まり件数は確実に減ってきた。交通警察の存在感を出すには新たな対象が必要。もしドライブレコーダーを付けていない人がいるなら早めに! 動画残っており、歩行者が渡るような気配を見せていなければ、道交法違反で切符切るのは不可能。現認しないことです。

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