クラリティPHEVの急速充電ポートは単純にムダ!(10日)

クラリティPHEVの急速充電機能は全く使えない。というのもホンダの料金プログラムだと30分の急速充電に480円掛かり、走行可能距離70km。同じ距離をハイブリッドモードで走ればガソリン代450円ほど。単に30分時間をムダにするだけ。ということは開発チームも知っていながら、社是嫌いの国内営業部門が「高くなっても急速充電機能を付けろ!」と言ったらしい。

一方、広報チームはクラリティPHEVの快適な電気自動車モードをメディアの皆さんにぜひ味わって欲しい、と考えたのだろう。何と急速充電車を3台も揃えた。真ん中はリーフで全日本ラリーに出た時の相棒である三輪タイヤさんのQ電丸です。午前の部の試乗終わったら、午後までに1時間時間を取り、急速充電車1台に付き2台づつクラリティPHEVの急速充電している。

国内営業が付けた急速充電装置、試乗会でのみ役に立った~! ちなみに急速充電器は緊急時に電力を引き出せると思っている人もいるけれど、チャデモから直接家庭用100Vは引き出せない。だったら100V/1500Wコンセントの方がずっと使い勝手良いです。つまり急速充電ポートなど不要。むしろオタンコな輩が電気自動車用の急速充電器を使うという弊害しか無い。

一生懸命クルマの開発をしている研究所と(水冷式バッテリーなので急速充電を繰り返しても大丈夫~)、クルマの良い部分を精一杯アピールすべく頑張る広報の熱意と、アメリカより180万円高い値を付け、意味不明のチャデモの装備を要求する国内販売部門との温度差が悲しい。なんだか太平洋戦争の命令ばかり出してた軍部と、困窮した実戦部隊を見てるようですね~。

ドイツに行く日が迫ってきたので、安全祈願のため近所の井草八幡宮へ。ラリーという競技、コ・ドライバーの安全も背負っているため、精一杯頑張った後は神頼み。窓口で「海外で自動車競技に出るため交通安全でお願いします」というと「具体的に教えてください」。あらまのクルマ好き神主の方で「ラリーに出るのですか。だったら必勝祈願も入れておきましょう」。

とっても丁寧な祝詞を素晴らしい声で神様に奏上して頂きました。続いて運勢を伺うべくおみくじを引いたら、こらもう事実上の「アカンな!」である半吉。書いてあることは、例えば「後ろに落とし穴。進退窮まりていかんともしがたし」等々。ただ最後の方に書いてある「苦労災難絶えぬ人なれど苦労にも嘆かず災難も恐れず働けば運勢開ける」を見て「解りました!」。

私が一番好きなラリー動画です!

調子に乗ってドイツ行って無理したら苦労災難あるということです。とても良いおみくじだと素直に思った次第。まぁホンダに対する文章読んでも調子に乗ってますワな。おそらく腹立った人から足を引っ張られる。何でもホメて置いた方が無難です。でもそれじゃ私じゃ無くなるので、苦労災難恐れず頑張ります! ドイツではコ・ドラの木原さん第一に考え、控え目にしよう。

参考までに書いておくと、神道では「慢心」が最もイケナイとされている。また、神様とは自分の心でもある。何だか肩の荷が下りました。

 

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