クルマの部品も3Dプリンターで作れる時代到来だ!(22日)

古いクルマで一番厳しいのが外装関係のパーツだったりする。スバル360の場合、生産台数けっこう多かったため中古パーツでよければ案外揃う。されど私のクルマは『外観ヤングSS』という少しばかり特殊なモデルだったりする。バンパー形状全く違います。通常のグレードは平板プレスなのだけれど、このクルマは金属の丸パイプで両側に硬質ゴムのエンドが付く。

丸パイプの部分は金属曲げただけなので簡単に付ける。したがって中古品も入手しやすい。けれど硬質ゴムのバンパーエンド、全く出てこない。スバル360のショップをあたってもみつからず。かといって無いままだとカッコ悪い。そんなことから3Dプリンターで作る、ということを以前書いたが、出来上がってきました! いやいや技術って進む。なかなかの出来映えです!

右のオリジナル部品を3Dスキャナーで寸法測り、3Dプリンターで作ったのが左。これをバリバリと壊していくと真ん中のようになります。こいつを塗装すればOK。驚いたことに形状だけでなく重さや素材感もソックリ! やがて入手難で困っている外装部品も、現物あれば簡単にコピーできるようになるかもしれません。ヒストリックカーのパーツ屋さんを開業できる?

来週くらいにスバル360の修理が完了! いろんなイベントでクルマを見て頂けます。出来ればハンドル握る機会も作りたいと思う。やっぱりクルマは乗ってナンボ。動物だって一番ツマランのは剥製。次に動物園のように「生きている動物を少し離れた場所で見る」。さらに「少しふれあう」。本当の動物を味わうなら、触りまくりたい。クルマも全く同じです。

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